【イベント参加レポート】文学フリマ東京37に出店してきました

2023-11-14

文学フリマ東京37は、2023年11月11日(土)に東京流通センターにて行なわれました。主催の皆さま、出店者の方々、来場された方々、お疲れ様でした&ありがとうございました。

1年半ごとに出店している文学フリマ東京

別にそう決めてるわけではないのですが、文学フリマ東京へは1年半おきに出店してるんですよね……なんか、よくわからないけれど、タイミングがそうなってる感じです。

第三十一回文学フリマ東京に行ったとき(2020年11月の話)
第三十四回文学フリマ東京に行ったとき(2022年5月の話)

だから、次に文学フリマ東京へ遠征するとしたら、2025年の春開催でしょうかね?

いや、先々のことなのでわからないですけれども!
もしかしたら2024年12月に予定されている、東京ビッグサイトへ会場を移しての文学フリマ東京39へ出ているかも知れないですけども!?

……まぁ、でも、今のところ次に文学フリマ東京へ出るなら2025年かなという気はしています。

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文学フリマ東京37を振り返って…

今回も設営から参加しました

文学フリマ大阪11のときから、設営からの参加をしています。

善行を重ねて徳を積めば売上アップにも繋がらないかななんていう、浅はかな偽善者ムーブでもあります…

フロアが3つの分かれていたので、設営時もフロアごとに分かれて行なわれました。
「第一展示場の出店者は第一展示場の設営」「第二展示場1階の出店者は第二展示場1階の設営」「第二展示場2階の出店者は第二展示場2階の設営」というふうに分けたのはまぁ、合理的だったかな?
(非出店者の設営ボランティアは好きなところに行って下さい方式)

なんやかんや、10時過ぎくらいに設営ができて、出店者入場受付してもらって、いち早くブース設営に取りかかれました。

出店者過去最多、3フロアに分かれての全館開催に圧倒

いや、しかし、3フロアに分かれての開催は、出店者&人の多さに圧倒されましたよね。

自分も出店側なので、のんびり見て回るのは無理だなーと思っていたから、事前にここだけはと思ったところでしかお買い物できなかったんですけど……
やっぱり、1~2時間くらいブースを空けてもいいように、お店番してくれる人のツテを作る必要があるかなぁ……

そして、人の多さゆえ課題に感じることもいろいろとありました。

フリーペーパー類は結構配れたと思う

飲み歩き本の準備号とフリーペーパー「酩酊願望#02」とは配り終えられました。
あと「はなり亭」の紹介っぽいペーパーも50部近くはけたのかな?

前回出店時は、30部用意した試し読みペーパーを配りきれなかったので……
それを思うとやはり人が多かったんだと思います。

ただ、フリーペーパーをきっかけに足を止めてくれる人、そこからさらに頒布物を見てくれる人、購入して行ってくれる人となると……やっぱり難しいみたいで。

頒布数は多いに課題を残す

はい、覚悟はしてたんですけども、予想通りといいますか、規模が段違いでデカい東京は、注目される要素がないと厳しいんだなってのを改めて痛感しました。

東京に出るたび、思ってる気がしますけどw

注目される要素というのはたとえば……

  • 出店者が著名人である
  • 著名人が関わる本を頒布している
  • 万人が気になるテーマを鋭い角度から書いた本を発行している
  • 話題性の高い、ホットなテーマの本を頒布している
  • 二度見必須なタイトルやテーマの本を頒布している

以上のようなものが挙げられるでしょうか……?

私自身、著名人ではないですし、著名人に寄稿してもらった本もないですし、どちらかというとニッチな分野or汎用的なテーマで活動している気がするので、どうしても初見さんには刺さりにくい。
(ただし、刺さる人には相当深く刺さることもあるようで……オールオアナッシング??? 空振り三振かホームランかの二択打者???)

だから、初出店でも注目度の高い要素を持っている人は、印刷した50部が当日会場で完売みたいなことも起きるんですよね。
(……羨ましいなぁ……)

でも私、売れる本を作りたいんじゃなくて、自分の作りたい本を売りたいんだよね。
そのためにはどうすればもっと手に取ってもらえるのか、引き続き考えていかないとなと思います。

後片付けもそこそこ参加しました

大体いつも開催時間の最後までいて、イスを片付けてってとこまでは参加してるんですけど、今回はその後も残ってせっせと机のお片付けもしました。

こうやって善行を重ねて徳を積めば売上アップが起きたりしないかななんて、意地汚い偽善者ムーブなんですけども……

設営の時は並べる数を確認したり、間隔を調整したり、列が大きく乱れてないかチェックしたりがあるのですけど、お片付けはただただ、会場に残っている椅子と机を決まった場所へ運ぶだけなので簡単といえば簡単。

とはいえ、設営の時より人が少ない感じがして、なかなか果てしない作業に思えてきました。

でもまぁ、18時前には第二展示場1階の机・イスは片付いて、会場がスッキリとした状態に。

秋のイベントラッシュも折り返し?

遠征から帰ってきたら急に寒さが深まっていて、一気に季節が進んだ気がします!
秋はイベントが忙しいなぁって思ってましたけど、それももう折り返して終わりが見えてきましたね。

年内に残るイベントは古民家古本市への自主制作物出店と、オンラインイベント・紙本祭5です。

そして来年のイベント初めは文学フリマ京都8……しかも、情報・評論カテゴリーに移っての出店なので、またどうなるか読めない要素が含まれます!

今回の反省点も活かしつつ、今後のイベントも楽しんでいきたいですね。

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ちょっとモヤモヤ……

売れないことへの嘆きとは違うのですけど、今回ちょっとモヤモヤしたことがありまして……

ただ、発言する場所や方法を考えないと、クソデカ主語で批判しているように受け取られかねないし、かといってズバリ何かを特定した言い方だと、それはそれで糾弾するような感じになりそうで……

でも私は、行き場のないモヤモヤを抱えている。

同じことに遭遇した際、どう対処するのが適切なのかなと。

今後のイベント出店時、自分でできる部分は気を付けようと思います。