文学フリマ大阪11に出店してきました

文学フリマ大阪11は、2023年9月10日(日)にOMMビルにて行なわれました。主催の皆さま、出店者の方々、来場された方々、お疲れ様でした&ありがとうございました。

なんやかんや、文学フリマ大阪への参加は4回目となる今回。新型コロナウイルスの感染拡大により、参加を見合わせる方が続出する2020年とはうって変わって、とても活気に満ちたイベントでした。

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今回のポイント

今回の出店でやってみたことは、以下の通りです。

  • 設営からの参加
  • 新刊として『はなり亭で会いましょう』の最終刊を発行
  • フリーペーパーと栞を配る

新しい試みもあり、勉強になりました。

今回は設営から参加しました

5月の関西コミティアでも設営ボランティアに参加したのですが、文学フリマ大阪でも設営ボランティアを呼びかけていたのでお邪魔してきました。

そして見事に筋肉痛を起こしました……あぁ、運動不足……筋トレしょ……

机を運んで配置間隔を調整したり、配置を示すシールや掲示を貼付けたりしていると、あっという間に出店者の入場時刻でした!

『はなり亭で会いましょう』シリーズの本編最終巻を発行

なんとなんと、文学フリマへ出店するようになってから地道に書き続けていた飲み食い小説シリーズ『はなり亭で会いましょう』の最終巻となる第4巻が、文学フリマ大阪11合わせで発行できました!

売上的にも4巻を買い求めて下さる方が多くて……やっぱりホームグラウンドというか、遠征地でない場所だと、ずっとシリーズを追いかけてくれた方が買いに来て下さるんだなと、実感しました。

(2022年に3巻を出したときは東京だったもので……新刊を買ってもらえる率が低かったの……)

そんなこんなで、売上は過去最高を記録。メチャクチャ記録更新したわけではないんだけどもね。

フリーペーパーと栞を配る

今年から作り出したフリーペーパー「酩酊願望」の2号と、『はなり亭で会いましょう4』の表紙イラストを使った栞を配布しておりました。
それぞれ50用意して、セットにして配ってたつもりだったんだけど……なんかフリーペーパーのほうが少し余ってて……数え間違えたかな?💦

正直、50を配りきれるのか自信なかったんですよ……

というのも、2022年5月に文学フリマ東京へ出店したとき、無名ながらも爪痕残したいとか思って(?)、試し読みペーパー30部を用意したんです。
そして、足を止めてくれた方、読酌文庫ブース前で歩く速度が速くない方を中心に配ってたんですけど……30が履けなかった💦

でも今回は、50を配り切れたのは……単純に人通りが多かったのもあるだろうし、私自身が以前よりも配布に積極的になれた部分もあるのかなって思います。

人の多さに圧倒される!

設営時点から会場の広さと、そこに並ぶ机の数に圧倒され気味でしたが、人が入ってくるとやはりその規模感というか賑わいがすごく……
開場直後は事前にチェックしていたところへの挨拶&買い回りをしようと考えていたのですが、何だかタイミングを逃してしまい、ステイブース。

その後、機会を見て買い回りに出ましたが……いやー、人、多かったですね。
万城目学先生のご出店も、一般来場者がドンと増えた要因かなとは思いますが。

あと、今回読酌文庫が配置された場所の通路側は、柱の関係でほかのところよりもやや広かったんですよね。
だから、絶えず人は行き来してるんだけど、ちょっとブースとは距離があって……っていう感じだったんです。

で、買い回りでほかのところを見てみると、通路幅が詰まってる分、同じ人数が行き来していても、すごくたくさん人が来ているような印象を受けたというか……
もちろん、カテゴリごとの賑わいの違いもあると思うんで、単純比較できないのですけどね。

今回、印象的だった出来事

『はなり亭で会いましょう』を過去に買ってくれた方の夫という方がいらして下さいました。
……時にエゴサの鬼と化す読酌文庫……もしかしたらあの方かな? と、心当たりがあったのですが、何だかそれを名乗り出るのも気恥ずかしく……
「あぁ、そうなんですか~」と当たり障りない返しをして、頒布物を購入いただきました。

また、みつばち古書部の部員さんとも何人かお会いして、本を購入いただけました。
みつばち古書部……お店番とか交流会とか、もっと積極的に関わりたいなと思いつつ、ちょっと手が回ってない最近の状況が口惜しいです……。

そして、何となく立ち寄って『はなり亭で会いましょう1』を買って下さった方がいました。
お声がけしてみると、事前リサーチも見本誌コーナーでの試し読みもなく、何となく通りかかられてタイトルに惹かれて……とのこと。
小説を楽しんでいただけると幸いです。

で、イベント後、オンリーロンリーじゃない打ち上げができたのは何か嬉しい!
いや、大抵いつも、ぼっちでご飯食べるか飲みに行くかして、オンリーロンリー反省会をするのがイベント後のルーティンなんですよね。
そうじゃない時もたまにあったけど……コロナ禍入ってからはそれもなかなか機会がなく……
OMMビル地下2階のお店で、ざっくばらんな意見交換をしながら打ち上げを楽しみました。

秋はイベントが続きます

イベントラッシュな秋の第1陣を飾った文学フリマ大阪11の次に参加するのは、2023年10月1日に開催の関西めしけっと7
その後も関西コミティア68文学フリマ東京37、オンラインイベントの紙本祭5が続きます。

めしけっとは飲食系オンリーイベントなので、飲食要素の薄い・ほぼない『とつげき隣のヒトハコさん』と『タヌキの長わずらい』はラインナップから外します。
『タヌキの日々』は一応、飲食ネタもちょっと入ってるので、並べときますw

関西コミティア68は今回の売上数を参考値として、既刊各種を持ち込みます。
できればここで「酩酊願望 第2号」を配りきりたいかな?

そして11月になると大イベント文学フリマ東京37が!
文学フリマ東京へは1年半ぶり3度目の進出……前回2022年5月は出店ブースが1,000ほどでしたが(それでも圧倒されるわけですが)、さらに倍以上の出店者が集っているということで……これは相当、事前告知を頑張らないと、埋もれること必死。
一応、ここ合わせで『はなり亭で会いましょう』の番外編作品まとめ+書下ろしを収録した新刊を出そうと考えております。
「酩酊願望」の3号も出して、配りまくりたいかな~……などと考えております。

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