文学フリマ京都8に出店してきました

文学フリマ京都8は2024年1月14日(日)に京都勧業会館みやこめっせにて行われました。主催の皆さま、出店者の方々、来場された方々、お疲れ様でした&ありがとうございました。

さて、2024年のイベント初め……一体どうなるのかといろいろな感情が去来し、前夜はほとんど寝付けず、寝坊して会場設営に参加できないという事態になってしまいました😅

広告

今回は評論・研究カテゴリでの出店

読酌文庫は文学フリマに出店する際、ほとんど毎回、小説カテゴリを選択し、エンタメ・大衆小説で参加しています。

代表作の小説『はなり亭で会いましょう』は純文学といえるほど文章が洗練されていないと思うし、ライトノベルのようなキャッチーさはないし、ファンタジーやホラー、SF、ミステリ要素はない。恋愛要素もあるけれどメインじゃないし、青春というのもそぐわないし……って、消去法でいくとエンタメに行き着くんですよね。

唯一、例外的にノンフィクションカテゴリを選んだときもありましたが、それはインタビュー企画本『とつげき隣のヒトハコさん』を出すタイミングだったからです。

それ以外は、すべて小説カテゴリでの出店でした。

しかし今回は、お店紹介要素を含む飲み歩き本を新刊に出したので、それならグルメ系のカテゴリが良いだろうと思い、評論・研究の「食文化・料理・グルメ」を選択しました。

そういうわけで、どんな感じになるか予想が付かず……まして、直近の東京遠征回で厳しい現実を突きつけられたショックが残っていた(?)のもあって、前夜寝付けなかったんですよね……

心配は杞憂に終わりました

新刊の飲み歩き本は張り切って作りましたし、GoogleマップへアクセスできるQRコードも載せて、気になるお店をチェックしやすくする工夫も取り入れました。

でも、それが届けたい相手(今回ならグルメな読み物を求めている人とか、お店情報を探している人?)に刺さるかどうかは、フタを開けてみないと分かりません
もしかしたら、作り手の独りよがりになっていて、全然刺さらないかもしれない……
評論・研究カテゴリを選ぶ人の割合は少ないとはいえ、そこには歴戦の猛者だっているし、買い手も目が肥えていて、ただの飲み助タヌキが書いた本なんて、箸にも棒にもかからないかもしれない……

もし自分が、グルメ情報誌でライターやってるとか、グルメ番組でレポートしてるとか、アクセス数バチバチのグルメブログやってるとかなら、書き手のネームバリューだけで大注目されるんでしょうけど……そんなビッグな存在じゃないし……。

……とまぁ、めちゃくちゃ後ろ向きな気分になっていたんですけど、結果として『タヌキの飲み歩き物語』は思っていた以上に頒布できました!

中には昨年10月から配布していた準備号で知って下さっている方も居て、少なからず告知効果はあったのかなと思います。

タヌキの飲み歩き物語は、メロンブックスにて委託販売予定です。

ぜひ、こちらの通販もご利用下さい。

小説もぼちぼち

今回は小説カテゴリでの出店ではなかったので、小説の出は期待できないかなと思っていました。
でも、結果としては例年通りな感じで小説も手に取ってもらえて、新しい読者を獲得できた気がします💫

まぁ、文学フリマ大阪11の時は最終刊を出すタイミングだったので、それで良く売れた印象が残っていますけど、そっちの方がイレギュラーなわけですしね。

今回、工夫してみたこと

これまでのことを振り返ったり、SNSなどで見かけたイベント参加時の工夫を参考にしたりして、文学フリマ京都8に際してはいくつかの工夫をしています。

並べるものを絞ったレイアウト

活動し始めた頃は頒布物の品数も限られていましたが、出店を重ね、あれこれ作るうちに並べるものが増えている状況です。
あるもの全部並べてしまえと思っていたんですけど、それだと雑多な感じになってしまって、何を置いているのかが分かりにくいかなと思うようになりました。

また、今回はいつもの小説カテゴリではなく、評論・研究カテゴリ。
小説作品を全部、面陳列すると、小説だけでかなり場所を取ってしまいます……。

もちろん、小説だって売りたいんですけど、今回は新刊が飲み歩き本ですし、評論・研究カテゴリに居るということを考え、発行物を全種類ずらずら並べるのはやめました。

『はなり亭で会いましょう』は1巻と番外編再録集だけを平置きして、あとは見本誌だけをブックエンドで立てておく。インタビュー本やエッセイも同様に、今回の主役ではないから見本として興味ある人は見られるようにしておいて、ドドンと並べるのをやめました。

だから、ブースを訪れてくれた人は、新刊が目に付きやすかったんじゃないかなと思います。

大判ポスターで隠形を試みる

以前から分割印刷を使って、自宅のプリンターでA2サイズのポスターを作っていましたが、今回はそれで自分の身を隠せるようにしました。

ただ、なるべく立って通りかかる人に軽く声かけしたり、配布物を渡したりしていたので……あんまり隠れてなかったかもですが……

と言うのも、ブースに人がいる状態だと、近寄りがたく感じられるという話を聞いたんですよね。
確かにそれはあるかもなと。
じーっと見られている状態だと、並んでるものが気になっても、近づいて手に取るハードルは高くなっちゃうかなって……。

だから、ブースのディスプレイを使って身を隠し、見張りがいる状態にならないよう心がけました。

おしながきを配る

関西めしけっとでもやってたんですけど、渡した人の反応が良かったので、飲食店のおしながき風に作った頒布物一覧を配りました。

グルメ系のカテゴリーだったので、結構見る人に刺さったんじゃないかなと。

これは、このカテゴリーだからこそ、活きる戦法かもしれないですね。
同じことをほかのカテゴリーでやっても、マッチしないかもしれない……

自分の宣伝ばかりしない(ギバーの精神)

事前の告知って、すごく大事なんですよね。
特に文学フリマは、SNSを使った告知が活発なイベントだと思いますし、そこで注目されて人が集まることもあると思います。

……でもね、注目されたいからといって、何度も何度もPR投稿しても、あんまり意味ないんじゃないかなって最近思うようになったんですよね。
適度な回数というか、タイミングというか……

だから、読酌文庫の知名度をあげ、存在を認知してもらうために、自身の頒布物を宣伝するだけでなく、参加者にとって有益な情報も流していこうと。
2024年からはそういう方向性で、文学フリマに関する投稿をする予定です。

交通規制の影響で予定が狂う人が減りますように…
案内を見ていて気になったことを注意喚起
カテゴリの塗り分けも、参加者の助けになればと……

情けは人のためならず、ともいいますしね。
親切な行為をしていれば、読酌文庫の好感度が上がっていって、告知投稿をシェアしてくれる人が増えるかもしれないし、本を買いに来てくれる人も増えるかもしれないし……

偽善?

えぇ、偽善ですよ、それが何か問題でも? アナタに何か、迷惑かけましたか?
親切面しつつ、その裏で長期的に見てプラスとなることを期待していますよ。
清貧なボランティア精神なんてもの、化け狸が持ってるわけないじゃないですかw
でもそれが「役に立った」「いい情報だった」って思われる、需要のある行為ならばWin-Winでしょう?

広告

次回は関西コミティア69!

文学フリマ京都8の翌週は、関西コミティア69です。
ようやく、情報・評論ジャンルでの参加に相応しい頒布物を用意できたような気がしています。

でも、関西コミティアでの売れ行きはまだ不明。
文学フリマでは好感触でしたが、イベントが違えば客層も違うので、結果がどうなるか分かりません。

結果がどうなりますかは、後日改めてブログに認めたいと思います。

広告