酒系同人誌即売会『酒の本』に参加してきました

2022-12-25

お酒を扱った本が中心の同人誌即売会が2022年11月27日に開催されると、ある日Twitterで知りました。

なんですか、それ、メチャクチャ気になるじゃないですか!!!
飲食系の同人誌即売会イベントならば「関西めしけっと」があったのだけれども(2022年9月25日に開催されたものの、文学フリマ大阪と被ったから参加できず……2020年2月に開催されたとき参加して、すごく楽しかったからまた出たかったのよ)さらにテーマを「お酒」に絞ってしまうという、大胆かつニッチなオンリーイベント。
自分もお酒が出てくる本を作っているのだし、参加資格は十分。
これは参加するしかない?

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遠征するか否か迷う

メチャクチャ刺さるイベント内容ではあるものの、はじめは参加して良いものか、そもそも費用面で大丈夫かという問題が発生しました。

イベント会場は東京のお店。
私は京都住み。
日帰りにせよ泊まりにせよ、それなりに旅費がかかります。

そして開催規模がどんなもんになるのか未知数。(だからこそのワクワクもあるけれど)
ニッチなジャンルとはいえ、東京の人口を考えれば、その筋の人たちが続々と集まるのでは?
あの本の作者さんとか、監修者さんとか、あのイラストレーターさんとか……

でも、イベント会場は普段は飲食店とのことだし、何十サークルも入るのは恐らく無理なはず。
そこへ界隈ではほぼ無名な書き手がノコノコ繰り出してって、先着順でスペースもらっちゃったがために、酒分野の神作家・神絵師がスペース満了で参加できなくなってしまったら、大変な機会損失になるのではないでしょうか?

なんだか卑屈に「参加しない理由」を探している状態になりつつ、もだもだと悩んでおりました。

募集延長

卑屈に思い悩んでおりましたが、最初に予定されていた参加申し込みの期日を過ぎても、まだスペースに空きがあるとのことで募集期間は延長されていました。

……だったら、いいよね?
無名な酒作家でも自由に踊れる、数少ない舞台として、楽しんできても良いよね……?

こうして参加申し込みの手続きを取り、当日に向けた準備を進めることに。

お酒も提供できる

なんと、『酒の本』では各サークルのスペースにて、お酒の提供も可能とのこと。

これはイベント会場が飲食店であり、そのスタッフ監督のもとで提供する(お酒の開栓をお店の人がする)からOKということのようです。
普通、イベント出店でお酒を提供するとなると、別途あれこれ届出が必要になる。

最初はお酒の提供を考えていなかったのですが……他の参加者の方がお酒の支度をされている様子を見て、これはおくれを取ってはならんと。
酒作家としては無名でも、いや無名だからこそ、手土産がてら酒の一つも持ってって、名前だけでもお酒だけでも覚えてもらわないと!(

0泊2日の行程を組む

参加を決めて、次の課題は交通手段です。
余裕があれば泊まりにして、東京のお店巡りなどもしたいところですが、そこまで余裕のある懐状況でもないので今回は見送り。
また、少しでも旅費は抑えたいと思い、行きは夜行バス・帰りは新幹線という予定にしました。

イベント前なのにいろいろやらかす

しかし、行きの夜行バス……東京への到着時刻をなるべく遅めにしたかったので、出発時刻も遅くなり……
でも、その時間にちょうどいい電車やバスなんてなくて、乗り場近くで潜伏せざるを得ないのだけど、時間つぶしにちょうどよいお店を見つけられず……というアクシデント。

仕方なくフラフラしているうちに、手荷物の紙袋に破れが発生するというトラブルもあり、なかなかスリリングな旅の始まりとなってしまいました。

そして東京到着後、予約していた帰りの新幹線チケット発券に必要なクレカを自宅に置いてきたことに気づき、イベント会場へ向かう地下鉄は反対方向に乗ってしまって迷子になりかけ……まだ飲んでないのに大丈夫か?
(新幹線のチケットは予約取消しをして、手持ちのクレカで買い直し……手数料の出費が痛い)

とりあえずイベント会場に到着する

到着までにいろいろありましたが、会場入りは無事にできました。

受付してスペースを設営。

今回参加されるのは私も含めて5サークルとのこと。
それぞれにお酒も準備されており、私も用意しておいて良かったー、と思ったのでした。

そして開幕

さてさて、一般参加者はどれくらい来てくださるのか、全く読めない状況でしたが、イベント開始時刻を迎えました。
とりあえずユルユルした雰囲気だったので、他のサークルさんを見させてもらい、それそれのお酒をいただいたり、頒布物を購入したりしていると、ポツポツと一般参加の方がお見えに!

お酒の本を扱うサークルがギュッと集まってましたので、一般参加の方も一つ一つのサークルをじっくり見て回られることが多かったです。
また、一般書店で流通しないお酒の本に皆さん興味津々という感じで、購買欲の高い方ばかり。
そしてそれは、サークル参加の方ものようで、読酌文庫の頒布物も大人買いしてくださったりして、あれよあれよという間に、今年参加したイベントの中で最高売上を記録しました!

なんだかんだで人が途切れない

ものすごくたくさんの方が押し寄せるイベントではなかったのですが、1人、2人と入ってこられて、しかもサッと見て帰るとかでなく、一つ一つじっく見て、振る舞い酒も飲んでという感じで、平均滞在時間も結構長かったのではないかな?

それに、会場が普段はビル丸ごとが日本酒のお店という仕様なのもあってか、一般的な同人誌即売会(コミケ・コミティア・文学フリマなど)には行ったことがないけれど、お酒好きだし、お酒の本があるなら見てみたいという人も目立っていたように思います。

サークルとしての売上もなかなか好調

先にも少し触れましたが、売上としては今年最高を記録しました!

なんというか、購買欲の高い方が多かったのもあって、普段のイベントだとシリーズものはとりあえず1巻だけ買う(良かったら後日続きを買い求める)という人が多いんですけど、せっかくだからと3巻まで一気買いしてくださる人も居て。

やはりオンリーイベントはジャンルを絞り込んでいる分、イベント規模は小さくなるけれど、ジャンルへの感心が強い人ばかり集まるので、参加人数の分母は少なくても、1人あたりのお買い物額は多くなるんだなと。

次回は3月に開催予定?

そしてチラリと案内いただいた話では、今後も開催を考えておられるそうで、次は2023年の3月を予定とのこと。

うーむ、3月……2月に文学フリマ広島、5月に文学フリマ東京という遠征計画を立てているので、3月にもとなるとちょっと難しいかな?
何か仕事の都合で行く予定ができればいいけれど、そんな都合の良い話もなかなかないわけで。

それ以降にも開催があれば、またお邪魔したいですし、次は普通にぽんしゅビルでの飲食もしていきたいですね。
というか、イベント後にぼんしゅビルで打ち上げを呼びかけてみるとか…?
色々と夢は広がります。

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