飲み切りサイズを飲み比べ:日本盛の生原酒 本醸造と大吟醸

2020-06-07

前回の飲み比べ記事から、3か月以上も空いてしまいました!

今回は「日本盛は良いお酒~♪」でお馴染みの、日本盛株式会社(兵庫)が展開している、ボトル缶タイプの日本酒2種の飲み比べです。

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日本盛 生原酒

日本盛のボトル缶タイプの日本酒2種

本醸造と大吟醸が展開されており、いずれも非加熱にこだわった生原酒

そして「原酒」ゆえに、アルコール度数は本醸造が19~20、大吟醸が18~19と、日本酒の中でも度数が高いタイプなのでお気をつけくださいませ!
(日本酒のアルコール度数は15~16くらいが多い)

しかも容量は200mlと、1合(180ml)よりも少し多くなっています。

価格は大吟醸の方がややお高いですが、どちらも300~400円あれば購入できる価格。
お試し飲み切りに丁度良いでしょう。

CMを確認すると、純米吟醸も展開されている模様!
今回は本醸造と大吟醸しか入手できなかったので、飲み比べは2種類だけです。

追記…
どうやら純米大吟醸もあるようで……!

濃厚なコクと旨味 本醸造

まずは本醸造タイプからいただきました。

ボトル缶のキャップをひねると、プシュッと音がしましたが、これは品質保持のために充填されていた窒素ガスによるものでしょう。
シュワシュワ系の発泡する日本酒ではなかったので。

香りをかいでみると、アルコール特有の、少し鼻につくツンとした香りがありました。
……が、口に含んだ感じは、嫌な味はなく、しっかりとした日本酒の味があるタイプ。
なるほど「濃厚なコクと旨味」を謳うだけのことはあります!

合わせる肴は、繊細な味わいのものよりは、しっかりと味のノッたものが良いのではないかと感じました。

芳醇な香りの辛口 大吟醸

続いて大吟醸も開封。
こちらも開けるときにプシュッとしましたが、本醸造と同じく窒素ガスによるものでしょう。

香りは大吟醸酒らしい華やかさ!
うたい文句には「辛口」とありますが、この甘く華やかな香りの影響で「甘口」と感じる人も居るのではないでしょうか?
味は後味スッキリ。
うむうむ、確かにこれは「辛口」か。
日本酒における甘辛表現はなかなか難しいものです。

いずれにせよ、ワンコイン以内の価格で、この大吟醸クオリティはさすが大手と言うしかありません!

スッキリとした味なので、本醸造の時には嫌厭した、繊細な味わいの肴とも相性が良さそうです。
香りの華やかさもそこまで強くはないので、肴の味に強く影響するほどでもないかなと感じました。
あぁ、でも、噛むほどに味わいを感じるような肴とは、ちょっと相性が悪いかもですね……何となく酒の味が負けてしまうというか、物足りなくなるんじゃないかな……と。
あくまで個人の感想ですが。

今日のまとめ

久し振りに飲み比べ記事を書くことができました。
できれば週一とか隔週くらいのペースでかけるようにしたいのですが、予定が合わなかったり、お酒の予算が足りなかったり? で、ままならないトコロもあります。

まだまだ他にも飲み切りサイズの美味しいお酒はあるので、少しずつでも取り上げていきたいですね!

今回の飲み比べでは、しっかり味の肴なら本醸造、繊細な味のものなら大吟醸を、という所でしょうか?
あと、生原酒ゆえのアルコール度数の高さはくれぐれもご注意ください。
もしも度数が高くて飲みにくいようであれば、氷を入れてロックにしたり、炭酸水で割ったり、柑橘系の果汁を少し加えてみるのもオススメです。

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