【イベント参加レポート】文学フリマ京都10に出店しました
2026年1月18日開催の文学フリマ京都10に、読酌文庫として出店しました。
事務局の皆さま、参加された皆さま、ありがとうございました!
例年、読酌文庫のイベント初めは文学フリマ京都なんですよね。
2026年も例に漏れず、みやこめっせで開催される文学フリマ京都10から、イベント参加が始まりました。
しかも、今回から会場を2フロア使っての開催!
規模拡大が嬉しい反面、人の流れにどう影響するかも悩ましい回となりました。
広告新刊は2作品を用意
今回、読酌文庫は新刊として2つの作品を用意しました!
しかも、どちらも印刷所を使わない手製本――いわゆる、コピー本として作った本です。
近年、少部数でも廉価に、見栄えのする製本をしてくれる印刷所も増えました。
オプションやらなんやらで、豪華な装丁も少部数でやってくれる時代です。
そんな時代に敢えてコピー本を作ったのは……
- イベント参加の初心に返ろうと思った
- コピー本なら必要なときに、必要な冊数だけ手元に用意できる
- 面倒さもあるけれど、コピー本の製本作業は楽しいと思う
……という理由からです。
新刊1:ままならない恋の掌編 2025まとめ
2025年の秋から、ままならない恋の掌編として、ポストカードサイズに収まる尺(800文字未満)の掌編小説をイベント参加のたびに書き下ろして配布しています。
ただのフリーペーパーだと配っても読まれないかもしれないと感じたので、その場でサッと読み切れる長さの作品を配って、読酌文庫の読者となってもらう入り口を作りました。
(……これが入り口として機能しているのかはまだわかりません)
そんな掌編のうち、2025年に発表した7作をまとめて、1冊の本にしてみました。
また、装丁にもちょっぴりこだわりまして……
コピー本なので、表紙を色違い、デザイン違いにしてバリエーションを作り、購入する人に好みのものを選んでもらえるようにしています。
こういうのも、1冊ずつ製本する手作りのコピー本多からできることじゃないでしょうかね。
ちなみに、配布した掌編作品はイベント後、こちらの投稿サイトにアップしているものもあります。
新刊2:等身大の恋がしたい!~溺愛ヒロイン失格~
もう1つの新刊は書き下ろしの短編小説。
3万文字程度のボリュームで、溺愛ものへのアンチテーゼ作品を書きました。
そして、読酌文庫の小説をこれまでに読んだ人なら……「おや?」っと思うかもしれないギミックも!
はじめてのB6サイズ、久しぶりのDIY無線綴じは、大変でしたが制作過程が楽しくもありました。
前日&当日の設営ボランティアに参加
都合が許す限り、イベント参加時はなるべく会場設営のボランティアへも参加している、偽善者な読酌文庫。
今回は前日設営もあったので、2日続けて会場設営を手伝ってきました。
だってほら、前日設営は地元民とか、前乗りしている遠征民じゃないと参加できないでしょう?
だったら地元民として、ちょっと頑張っても良いじゃないですか。時間あるんだし。
とはいえ、前日設営は3階フロアの半分ほどでしたので、そんなに人手がいる感じでもなく……
集まった頭数で十分な感じでしたかね?
そして、当日の朝は前日よりも多くのボランティア勢が集合。
やっぱり、当日の設営のほうが人が集まりやすいよな……
基本的な設営の段取りは前日と同じでしたので、スムーズだった気がします。
あ、あと、会場設営の段取りも回を重ねるごとにブラッシュアップされている気がしますね。
まだ、関西コミティアの会場設営と比べると、スタッフさんの練度不足を感じる面はあるのですが……
そこはまぁ、積み重ねてきた経験の違いにくわえ、近年急速に加熱しているから、運営側が追いついていない部分もあるのかな、なんて思っています。
これは別に、批判ではなく、ね。
今後も健全に開催、運営されてほしいイベントなので、一参加者・出店者として、貢献できることがあればと思います。
そして当日、自ブースの設営へ
当日朝の設営ボランティアを終え、自ブースの設営へ……
早めに会場設営が完了したので、落ち着いて自ブースの準備ができたんですけれど……ここで急激な腹減り!
急いで近所のコンビニまで行き、食料を調達したのですが、同じような人が多く来ていたからか、食べものが品薄状態でした。
うーん、携帯食か何かを持ってくるべきだった。
買い置きのベースブレッド切らしてたんだよなぁ……
なんとか残っていた商品からいくつか買って帰り、自ブースでお腹を満たしていると、なんやかんや時間は迫ってきて開場時間が近付いていることが発覚。
開場前に挨拶まわりしようと思っていたのに、いろいろ誤算が生じます。
この間にも出店者の方が挨拶に来てくれたり、作品交換の約束をしていた方が自作品をもって訪れてくれたり。
やっぱり、食べもの持ってくれば良かった。
コンビニ行ったのがタイムロスだった。
折角、早めに自ブースの設営ができていたのに……
開始直後は自ブースを留守にする
さて、一般入場がスタートし、文学フリマ京都10が開場となったのですが、読酌文庫は解除直後、自ブースを空けて会場内をほっつき歩いておりましたw
いや、これまでの経験上、開場すぐの時間帯に、自分のところに人が次々来るようなことはないので。
だいたい、開場から1時間~1時間半過ぎてから、パラパラと来てくださる方が増える印象なので。
だったら、開場すぐの時間帯を使って、買い物に走ったほうがいいかなって。
あと、今回は交換企画もやっているし、作品を持っていく約束をした人もいるし……
ただ、こういう考え方で行動すると、同じように考えた出店者さんと入れ違いになるケースもあるんですよね……
やはり、お店番をしてくれる協力者が欲しいかなぁ。
開場1時間過ぎてからいろんな方が来てくださる
で、挨拶やらお買い物やら、なんやらかんやらしてから、一旦自分のブースに戻ってお店番。
読み通り、開場から1時間過ぎた13時以降に、パラパラと人が訪れはじめ、作品が出て行きました。
購入いただき、ありがとうございます。
ただ、個人的な所感として、人通りが何となく少ない気がしました。
会場出入口側に寄っていた、エッセイカテゴリーはスゴい人手のようだったんですけど……
奥側の小説系カテゴリーは比較的空いていたというか……
「小説を売るのは難しい論」がまた1つ、根拠を固めていきました。
この理論については別途、考えをまとめて記事にしたいところ。
それでも、お馴染みの方に作品を買っていただけて、新刊も既刊もたび立ってゆきました。
いつもありがとうございます、ホント。
それなりに出店を重ねてきて、本が手元から旅立っているけれど……本を買ってくれた人全員がリピーターになっている訳じゃないんですよね。
リピーターにならなかった理由もいろいろでしょうが……
- 単純に購入機会がない(読酌文庫が出店するイベントにその後、足を運べていない)
- 購入して読んだけれど作風や内容が好みに合わなかった
- 購入したけれどまだ読めていない(積ん読)
- 何らかの事情で読酌文庫に幻滅した(もう読酌文庫の本を見たくない)
……
だからまぁ、全員がリピーターにならなくても、当然なんですよ。
去る者追わず。ついてきてくれる人は、今後も大事にしたい。
同時に、もっといろんな人に作品を知って欲しいと思うから、新規読者をもっと開拓したいんです。
でも、最近は新規読者の開拓に苦戦しているかもなと感じています。
文学フリマという舞台が大きなものになっていって、光り輝く存在がたくさん舞台上に上がってきているから、路傍の石はなかなか目を向けてもらえないのかも?
路傍の石なりに、道行く人をつまずかせて、気を惹こうと頑張っているんですけどね。
このあたり、今後も拡大が予想されるイベントに出店し続けるのであれば、工夫が必要な部分でしょう。
考察:読酌文庫がもっと本を売るには?
模索している状況ですが、読酌文庫は現状、パッと見て目を引く要素が弱いのかもしれません。
デカイ背面ポスターまではなくとも、せめてキービジュアルとなるような絵があったほうが目に留まりやすいのかなぁと感じました。
小説系カテゴリーだと、作品の傾向とか世界観とかで行き交う人の目を惹きつけないといけないので……ビジュアル要素は無視できないなと。
……ただ、どんなビジュアルを出せばいいのかは、大いに悩むところ。
まぁ、過去にもはなり亭シリーズの表紙イラストを大きく掲出したことはあるんですけど……
もともと、派手な絵にしていなかったし(作品の内容的に華やかな絵を求めていなかった)、さほど効果は感じられなかったんですよね。
今後、新タイトルを発表する際の検討事項かもしれませんね。
あるいは、キャッチコピーでしょうか?
いちおう「ままならない恋あります」ってのを最近は掲げているんですけど……やっぱ、これじゃ弱いかな……
それから、書き手同士のポジティブな繋がりも、もっと作った方が良さそう?
義理で購入し合うのではなく、互いに活動を応援し合って、作品を気に入ったら購入して、場合によってはイベント参加時に協力してってのができる、そういう関係を構築していければと思うんですけど……
どうすれば、対等で、変な義務感で縛り合うことのない関係を作れるのかが悩ましいですね。
最終的な頒布数はいつも通り?
最終的な頒布数は、いつも通りといったところでしょうか?
とくに、お馴染みの方に買い支えていただいた印象が強かったです。
本当に、ありがたいことです。
ありがたい反面、もしも今、人間関係リセットして、まっさらな状態で出店したなら……
頒布数が伸びないってコトですよね。
ある程度、読酌文庫を知ってくれている人でなければ、足を止めてくれない&購入してくれないと……
初回出店時、どうしてあんなに手に取ってもらえたんだろう……?
あのときの読酌文庫にあって、今の読酌文庫にないものは何なんでしょうか?
反省も生かしつつ、次回イベントへ向けて
しょっぱさを感じつつも、今回の文学フリマも楽しませてもらいました。
次のイベント参加予定は、2026年3月8日の第二回ぽかミニ文学マルシェです。
最初の募集段階では抽選落ちしたのですが、キャンセルによる再抽選で復活当選となりました!
基本的なラインナップは、文学フリマ京都10と同じになると思いますが、イベントレギュレーションに従って、持ち込むものを少し絞り込みます。
あと、イベントに合せてまた、新しい掌編小説も書き下ろして配るのでお楽しみに。
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