遠征ついでに楽しんだコト・招文堂と酒場さん七へ

2022-06-05

文学フリマ東京のために東京まで出てきたのだから、ついでに気になるスポットを回りたい。
至極当然な欲求ではないだろうか?

そんなわけで、先日アップした文学フリマ東京への出店記録番外編、ということで、ついでに訪問したスポットを少し紹介したいと思う。

シェア型書店・招文堂と、酒場さん七へ

……といっても、あちこち訪ね歩いたわけでなく、紹介できるのは2か所のみ。

本音を言えば、もっと色々と予定を入れてあちこち巡りたかった。しかし、スケジュールを充ち満ちにすると、予定をこなすのに必至になってしまう。

目的地を回るための予定のはずが、予定を遂行するための目的地巡りとなり、行きたかった場所がただのチェックポイント(通過点)になるのは嫌だった。

というわけで、ユルユルな計画で進んだ結果、時間を持て余す場面もあった。やはりもっと予定を入れてもよかったのではないかと思ったが、あとのまつりである。

だが、途中から無理に予定をねじ込んでも計画が破綻しそうだったので諦めた。

焦らずゆっくり。単独行動ゆえの自由さだ。

もしも同行者がいたならば、同行者の希望や考えも尊重せねばならない。

同行者がいるときは「ツマラナイ」「時間がもったいないor足りない」と感じさせない配慮が必要なので、私は単独行動の方が楽なのだ。

シェア型書店のひとつ・招文堂を尋ねる

文芸同人誌を置ける書店「招文堂」が、吉祥寺にオープンしたと聞いて気になっていた。

秘密基地のようなアジトのような…ちょっぴり迷ってしまいそうなお店「スモールノジッケン」の一角にその棚は存在する。

この日は有人営業だったらしく、お店番をされていた出店者の方と少しお話して、ご本を買って帰りった。

私もいわゆるシェア型書店に参加しているのだが、大阪・文の里のみつばち古書部は中古本・新刊本・個人誌を置くのに対し、招文堂では文芸同人誌に特化している。この差別化ポイントが面白いと思う。

ちなみに、出店枠を募集されているようなので、興味のある方は自身が発行する同人誌を置く場所のひとつとしてどうだろうか。

南阿佐谷で一人飲み・酒場さん七へ…

東京に来たなら、絶対行きたい飲み助スポット・酒場さん七。1年半前に東京に出てきたときに初訪問したのだが、お料理もお酒のラインナップも満足度が高く、東京訪問時は外せないスポットであると感じた。

Twitterから予約でき、お一人様・一見さんもOK。基本的にはおまかせコースがお値打ち。もちろん、お店には単品メニューもある。まぁとにかく、来たならおまかせコースを味わうべし。ということで……

この日の初手・小鉢3品で、すでにお酒がはかどる仕様!

燗もいいですね

そして、生姜の入った自家製さつま揚げやら、馬刺しやら、赤牛ハンバーグやら……素材にも調理法にもこだわったお料理の数々。おでんもお出汁しみしみで、お出汁も残さず飲み干して。〆のタケノコご飯も香り豊かに美味しくいただきました。

そして、そんな料理の数々を相手に、お酒もどんどこドコドコ進んでしまい、かーなーり、飲んでしまう結果に。

おかげでホテルへ戻るまでの道でスマートフォンを落下させたらしく、気がつくとガラスにヒビが入っていた。

それから、コンビニを3軒はしごして、よく分からないラインナップのドリンクを買いまくっていたことも発覚。翌朝以降、甘いドリンクを延々飲む羽目になってしまった。

イオンウォーターはまだいい。お酒を飲んでの脱水状態を回復させたかったのだろう。

しかし、野菜100%ジュース(栄養を補いたかった?)に、カフェオレのペットボトル、甘いキャラメル系コーヒーのチルドカップ、スタバコラボのいちごオーレがカバンに入っていると気付いたときは、軽く戦慄した。自分のことなのに。