第四回紙本祭に参加しての振り返りと紙本祭5参加に向けて
オンライン即売会サービス「pictSQUARE」にて開催されている「紙本祭」は、その名の通り「紙の本」「紙の雑貨」にスポットを当てたイベントです。
さまざまな紙ものが見られ、読酌文庫は2021年11月に開催された第三回のころから参加しております。
昨年後半、色々とバタバタしていてイベント参加記録や振り返り記事を書けていなかったので、今のうちに書いておきたいと思います。
広告第四回紙本祭お疲れ様でした!
第四回紙本祭は、2022年11月5日13時~11月6日12時に開催されました。
第三回が終了して日を空けず、第四回の開催告知やサークル募集がスタート。
およそ1年かけて参加サークルのPR活動を応援する企画もあり、当日の会場でもあちこち回って楽しめる仕掛けが施されていました。
主催者さんによるサークル紹介企画
イベント内のサークル紹介企画として、主催者さんが紹介文を付けてTwitter投稿してくださる企画がありました。
こういう他薦は嬉しいですよね。
本人のPRとはまた違う印象で作品や活動内容を見せられるというか、お店からのチラシよりも口コミ投稿のほうが集客効果があるみたいな。
せっかくの企画だから乗らなければと、読酌文庫も参加しました。
素敵な紹介文をありがとうございます。
会場内に設置された紙にまつわる質問に答える企画
当日、イベント会場内のお楽しみ企画として、各エリアの空白部分に紙にまつわる質問が設置されていました。
サークル参加者も一般参加者も、アバターでちょこちょこと各エリアを散策しては、チャット機能で回答してスクショが楽しめるという試みです。
これにより、自分の配置されているエリアや、お目当てのジャンルがあるエリア以外にも足を運ぶ動機になります。
メモ帳や付箋、便箋も楽しいんですけど、用紙見本・印刷見本ってワクワクしませんか?
「この紙を表紙に使ってみたーい」
「え? こんな色で印刷できるの?」
「この紙とこのインクの組み合わせエモくない!?」
とか何とか、夢広がりんぐじゃないですか!
コピー本用の紙を画材屋や文具屋に見に行くとき、キラキラ系の特殊紙についつい目がいっちゃうんですよね!
そして、キラキラなのをなんとなく買ってしまったり……
きらびき、五感紙キラ、キュリアス、OKミューズラフィーネ、ミランダ、星物語……
用紙全体が均一にきらめいているのもいいですが、細やかなラメ感のあるもの、所々にキラキラが入ってるものなど、どれもこれもうっとりしちゃいます。
……でもね、そういうキラキラな紙を購入しても、使いどころがないのですよね……
表紙に使う用紙を含め、本の装丁は作品の世界観とマッチしてるかも重要で。
「はなり亭で会いましょう」はキラキラ系というよりも、もっと落ち着いた感じというか、ほっこり系というか……とりあえずキラ☆カワ路線はコレジャナイ感が拭えない!
その他のエッセイとかにしても、キラキラ感が入る感じじゃないし……うー。
いつか、キラ☆カワ要素を集めた感じの本も作ってみたい!
ファンタスシリーズって、目の覚めるようなパキッとしたカラーで、そこにモノクロ印刷とか白押え入れてフルカラー印刷とかホログラムPPとかと組み合わせても面白いんですけど、裏刷り(真っ白な裏面のほうに表紙の絵などを刷る)するのも定番ですよね。
で、表紙を開くと、パキッとしたカラーが絶大なインパクトを与える。
遊び紙の色も同じにすると、表紙を開いた途端見開きで一面にドドーンとハッキリした色が広がるわけですよ!
そういう本を作ってみたい!
イベントへのひとことというと、もうコレに尽きますよね!
1年近くかけてさまざまな告知をしてくださってますし、紹介企画もあるし、応援RTも頻繁にしてくださってるし。
そして当日、会場を歩いてみたら、面白い質問企画もあって、手が込んでるなーと思いました。
ファーストヴィンテージシリーズは、渋みもポップさも兼ね備えた、派手すぎず・地味すぎずな特殊紙として気に入ってます。
モノクロ一色でも、紙のニュアンスで様になるというか、カッコよく仕上がると思うんですよね。
金・銀なんかと組み合わせれば格調高い感じにもなりますし。
とりあえず困ったら選んじゃう紙です。
ちょ古っ都製本工房さんにはいつもお世話になっております。
小説本で文庫版にすると、頁数が多くなって印刷代がかさむのがネックなんですが、こちらの印刷所さんはとってもお財布にやさしいです。
文庫で本を作りたい文字書きの心強い味方です。
ただ、メチャ安な10日仕上げはまえもって予約を押えておかないと枠がなくなることもありますし、連休が絡むとかなり早く入稿しなきゃなりません。
あと、凝った装丁はできないので……クリアPP・マットPP、サイズ変形はできますが、それ以外のことをしたい場合は他をあたることになるでしょう。
表紙に使える紙もバリエーションは限定されていますし……ここは表紙を持ち込むかカバーを巻くかですね。
遊び紙にも凝りたい!
箔押ししたい!
ホログラムPPがいい!
スピン(しおり紐)付きの文庫本を作りたい!
……なんて場合は、ほかの印刷所を探しましょう。
あと、おすすめ印刷所さんもう1件ありまして、プリンパさんです。
こちらはカバー印刷で現在お世話になっております。
選べる紙のバリエーションが自分好みだし、白・金・銀・ピンクの特色印刷もあって、紙との組み合わせに夢が広がります!
そんなわけで、ちょ古っ都さんで表紙モノクロの文庫本を作り、プリンパさんのフルカラーカバーを巻くという方法で現在「はなり亭で会いましょう」を制作しています。
他にも設問はあったんですけど、回答しきれませんでした。
参加しての感想や反省など
第三回と同様に楽しませていただきましたし、次回開催にも期待が高まります。
特に当日、あちこちに設置された設問が楽しかったですし、スクショをTwitterに投稿するのもとても盛り上がってました。
(紙本祭がトレンド入りしたりとか)
ただ……私自身、まだまだピクトスクエアを使ったイベントに不慣れだなーというのは反省点です。
もっとね……チャット機能でおしゃべりとかしたいんですよね……でも、どう話しかけたらいいんだろ? って状態でして。
今回、店舗とアバターにもこだわって、店舗は「はなり亭」をイメージしたものをポチポチとドッド絵で作成。
アバターは「重森絢子」を作ってなりきり仕様にしてみたんですけど……なりきり接客体験ができなかったのは心残り。
それから、どうやったら売上がもっと伸びるのだろうかということ。
購入してくださる方はいるものの、対面イベントと比較するとまだまだ少ないなと……
事前の告知の問題か、ジャンル需要の問題か……あるいは販路が少ない?
メロンブックスのエア会場も挑戦したほうが良かったのかなと考えたり。
このあたりは次回の課題点ですね。
「紙本祭5」は2023年11月3日21時~翌20時です!
楽しかった思い出と見直すべき課題を胸に、「紙本祭5」の参加申込をして参りました!
基本的なラインナップは同じですが、この頃にははなり亭の4巻とか、完全新作の別路線小説とかも頒布できるようにしたいですね!
いっそ、紙本祭会わせで「はなり亭で会いましょう4」を出せるようにするとか?w
まだまだイベントは先だし……と思っていたら、去年はあっという間に開催日が来てしまったので、しっかりと準備してイベントに臨みたいですね。
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