【ネタバレ感想】酒と恋には酔って然るべき5巻

『酒と恋には酔って然るべき』5巻には、25合め~30合めのエピソードが収録されています。
表紙は2巻以来の松子&伊達さんの組み合わせです。

前巻のラストにて、伊達さんから渡米の話をされ、どうするか悩む松子の様子がメインです。
そして今泉くんの様子もなんか変で……
彼に惹かれていたのは過去のことと割り切ろうとするのですが、やっぱり気になったりもします。

さらに、職場の日本酒部には新たなメンバーが増えてきて賑やかになっていきます!

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25合め:刺激的な年末

伊達さんから告げられた海外行きの話に戸惑う松子。
「どうする?」って言われても……ねぇ? 唐突すぎますよ!!!

今後のことを話し合っていこうと、前向きな選択を期待されてる風ですが、松子は呆然としたまま年末年始休暇に入ります

とりあえず新酒の季節なので、新酒を仕入れて未来を考えようとしたところ、相次いで知り合いからの連絡が入るので、思い切って招いてみんなで年越しすることに。
松子宅では、急きょ集まった意外な組み合わせでの家飲みがスタートします。

伊達さんと同期だという最上さんの存在は、松子を悩ませる一員ではあるのですが、ざっくばらんに飲みを楽しめるし良いコメントくれる人なのでなんだかんだ仲良くなってる感じでしょうか?
そういえば美森さんとも、結局松子は対立というかバチバチする感じにならず仲よくできてるので、社交的な性格なんだなと思います。

楽しくみんなで年越しして解散したあと、1人自宅で飲み直していると、誰かが携帯を忘れているのを見つけ……

七冠馬 純米生酒しぼりしな(簸上清酒/島根県)

七冠を制したシンボリルドルフに由来する銘柄。新年を迎えるにあたって幸先良く、縁起の良い感じの新酒として松子が選んできた日本酒です。

さてさて、松子と伊達さんのこれからはどうなってしまうのやら?

26合め:ずーっと好きでいてください

気を紛らわそうとみんなで年越しした年末年始でしたが、今泉くんの言動で松子はまたも心を乱されてしまいます
年明けの出勤日、白石に早速相談を持ちかけ、試されているのかと考え込むことに。

仕事のあと、松子は伊達さんを自宅に招いてふぐ鍋とヒレ酒を一緒に楽しみます。
「ただいま」と言って松子に家に来る伊達さん……
うん、ほんと良い関係なんだけどね。突然の海外行きの話さえなければ、ね。

梅錦 ずーっと好きでいてください本醸美酒カップ(梅錦山川/愛媛県)

コロッと可愛い形のカップ酒を、このエピソードでは松子と伊達さんがヒレ酒に使ってました。

27合め:日本酒部の新入部員

今泉くんとのことは過去のものとして区切りを付け、伊達さんとの今後を考えねばと思いつつ……松子は素っ気ない態度をされると今泉くんが気になってしまいます

そして立飲みおでんの店で日本酒部の活動をすることになり、松子の同期・名取が加入。
季節は春が近づいてきたようで、おつまみにはそらまめの塩ゆでやホタルイカのボイルも。そしておでんは関西風。

日本酒部の時間は楽しく過ぎていくのですが、飲んでいたワンカップの内側に書かれていた「ありったけのふつうの幸せ」が、松子の心に染み入ります。

大関 上撰 金冠ワンカップ(大関/兵庫県)

おなじみの元祖カップ酒。日本酒部の活動で訪れた、立飲みおでんの店でいただく日本酒。
おでんの店ということもあり、出汁割りも試してみたり。

28合め:不穏な社員旅行

1泊2日の社員旅行に行くことになった松子は、乗り合わせて箱根へ。
そこでも、今泉くんにちょっかいかけられて複雑な気分になってしまいます。

宴会で飲んだお酒「天青」の由来が「雨過天青……」と知り、いずれは悩みも晴れるはずと思う松子
そこへ同期の気安さからか、最近日本酒部に入部してきた名取が割り込んできて、今泉くんの様子が……?

天青 吟望 純米酒(熊澤酒造/神奈川県)

社員旅行で泊まった小田原の温泉宿にて、宴会で飲んだお酒。
思い悩む松子に解決のヒントを与えてくれるかと思いきや……人間関係はさらにややこしくなっていく予感がしています。

29合め:この瞬間 この空間

社員旅行で泊まった旅館にて、今泉くんから「アメリカには行かないで欲しい」と言われて一瞬戸惑うも、いつもの調子でからかわれたかと苛立ちも感じる松子。

しかし聞かされた話から、とんでもない思い違いをしていたのではと気付かされ、これまでかみ合わなかった原因を知ってしまいます
松子と今泉くんの関係、果たして振り回していたのはどっちだったのか、と。

そして伊達さんとの今後はどうすべきか、松子の心はまだ決まりません。

いづみ橋 純米吟醸 恵 青ラベル(泉橋酒造/神奈川県)

社員旅行土産に松子が買ってきた日本酒。一息つきたいからと燗酒にして、お土産の干物やかまぼこ、わさび漬けなどといただきます。

30合め:2人の幸せ未来計画

とうとう伊達さんがアメリカに発つ日が来てしまいます。有休を取ってお見送りするのですが、今後の関係に期待と不安が入り交じり、どんよりとした様子でその日を迎えることに。

出立前日、松子は伊達さんのところで過ごすのですが、お姉さんがしばらくこの部屋を使うとのことで、これなら海外に行きっぱなしではないのかもと、少し安心します。

この日に一緒に飲んだのは奈良萬。そう、松子の出身地福島のお酒という、なかなか粋な計らいです。

しかし2人での今後を話していると、なんだか雲行きが怪しい方向に……

こうして伊達さんを見送った松子は、カラオケに仲間たちを呼び出し、問いかけた白石からは「酒と恋には?」と返され、「酔って然るべき」と答えるのでした。

奈良萬 純米大吟醸(夢心酒造/福島県)

出立前に伊達さんのところで振る舞われたお酒。
ケーキやチョコレートと合う飲み方として、ロックにしたところへウイスキーを一滴という飲み方で、出立前のひとときを過ごしました。

5巻全体の感想

4巻のラストに告げられた、伊達さんの海外行きのことで悩む展開が5巻では続きました。
そして結局、すれ違いのようなものを残して、遠くへ行ってしまう伊達さん……

また、社員旅行では今泉くんが思いきった行動をしてきて、こちらもハラハラしましたね……

何だか切ない感じになってしまったのですが、伊達さんとの今後はどうなるんでしょう?
そして今泉くんとの関係は?

そんななか、日本酒部の活動がほっこり感を与えてくれた気がします。

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