文学フリマ京都7に出店してきました
文学フリマ京都7は2023年1月15日(日)に、京都勧業会館みやこめっせにて開催されました。
主催のみなさま、出店者の方々、一般来場された方々、お疲れ様でした&ありがとうございました。
2020年1月に実施された第四回文学フリマ京都を上回る参加人数になっていたとかで、勢いが復活しているなーと実感しています!
そして、出店しての振り返りや反省などなどしていきます。
広告今回は新刊を2種類用意
新年一発目ってことで張り切ってたのと、なんやかんや思うことを昇華させたくて、新刊は2種類となりました。
売上はどちらも同じくらいでしたね。
1つは『はなり亭』シリーズの番外編読み切り作
昨年11月より、試し読み版(執筆途中で区切りのいい部分までをまとめたもの)を出していたのですが、正式に発表できました。
一応、本編未読でも読めそうな書き方を意識したんですが……どうだったでしょうね?
書いてる本人は本編知らなくても大丈夫なよう、描写に気を使っていたものの、全然知らない初見さんだと「これはどういうこと?」ってならないか……この辺のさじ加減、難しいです。
もちろん、本編の展開を知ったうえでだと、よりいっそう……「ほうほう、なるほどー」と思ってもらえるような感じで……って、これも書いてる本人の独りよがりだったらどうしよう……
まだ在庫は十分にありますので、次回以降のイベントでも持っていきます!
直前に作った試読ページはこちら!
もう1つは、モヤモヤが募ってできたエッセイ
そしてもう1つの新刊……ガッツリ読む小説よりも、サクッとライトに楽しめるエッセイを求める人も多いのかなと感じていたのと、自身の過去を振り返らざるを得ないというか、思い出すハメになってしまうことがあって、非常にモヤモヤすることが昨年11月にありまして……
それをぶつけて昇華させる形で、エッセイを書きました。
書いたことで自身の考えてたこととか、過去のイタイ自分のこととかを振り返るとともに、なんでこんなにモヤモヤしてるのかもハッキリして、スッキリできました。
でも、書いている途中は強制的に思い出したくないことと向き合わなきゃならなくて……苦しくもありました。
この行為は出産なのか、排泄なのか……
こちらもまだ在庫はありますので、今後も頒布して行きます。
こちらに試読ページがございます!
既刊の頒布状況
既刊の「はなり亭で会いましょう」各巻は、冊数多くは出ませんでしたが、続きを読みたいと言ってくださる方、まとめて3巻お買い上げの方もいらしたので、作品として評価されている&読みたいと思ってくれる層からは求められているのかなと思っています。
(自意識過剰だったらゴメン)
でもなかなか……長編小説ならではの、頒布の難しさがあるなーって感じてます。
今思えば、2020年の初出店時、持ち込み数10部を完売できたのって、スペシャルご祝儀ビギナーズラックだったんじゃないかと……
旧装丁だから、シンプルにタイトルだけの表紙という仕様で(見た目のキャッチーさがない状態)、でも何となく通りかかって見てくださったり、見本誌を読んで買いに来てくださったりがあって……
あの売上が達成できたのは、どんな要素が影響してたのかが、まだわからないんですよね。
見本誌の効果かなと思っていたんですが、見本誌コーナーが復活しても、売上が大きく伸びたわけではないので……
となるとブース配置の問題?
たしか、2020年の初出店時は、入り口すぐのライン上にある島にいたので……
インタビュー企画本「とつげき隣のヒトハコさん」は、なかなか頒布が難しいですね。
そもそも論として、一箱古本市や貸し棚書店で本を売るということへの興味がないと手が伸びない。
そして、それらへの興味があったうえで「インタビューもの」というジャンルに関心がないと、購入まで行かない……
告知の不十分さとか、イベントとの相性とか、色々要素はあると思うんですけど、大衆受けするキャッチーさが薄いのかなと感じています。
「Nomu-Yomu酒語り」は、どのイベントでも安定して手に取られやすいんですよね。
同人誌即売会イベントでも、一箱古本市でも。
爆発的に売れる分けじゃないけど、安定して一定数は出ていく感じです。
そういうのもあって、エッセイは比較的手に取られやすい作品なのかなと思っています。
適切な持ち込み量を読むのはやっぱり難しい
今回は昨年からイベントの盛況ぶりが復活してきているのを感じていたのもあって、強気な部数を搬入していました。
でも、正直そこまでいらんかったなー……って結果。
やっぱり適切な量を持ち込むのは難しい!
持ち込み量の6割以上出て欲しいし、なんなら、イベント終了直前くらいに完売して身軽に帰る!
……って、そんな理想的な展開はなかなか起きないんですよね。
もっと精進しなくては。
とはいえ、早々に売り切れてしまって、「売るものがないので14時前に撤収します」も寂しい(交通事情やその後の予定があるときは別)から、「あー、こんなにぎょうさん(沢山)、持ってこんでも良かったやん!」って思いながら帰路につく方がいいんですけども。
【反省】展示に使う組み立て式段ボールを忘れる
はい、やらかしました!
結構早い段階から準備してて、荷造り終えてたはずなのにね……
組み立て式の段ボールでできた展示用什器のパーツを一部忘れてきてしまい、展示に使えませんでした!
仕方がないので持ってきていたイーゼルと、あとは平置きで対処。
あー、ちゃんとチェックしないとですよね!
それなりに場数踏んでても、こーゆーことはやっちゃうんです……
次は気をつけます!!!
次回出店は文学フリマ広島です
そして来月、文学フリマ広島に初参加となります!
持ち込み量は今回の売上も考慮して決めますね。
さてさて、広島はどんな雰囲気なのでしょう?
【委託先】ぽんつく堂
はなり亭で会いましょうの1巻、2巻、3巻、Nomu-Yomu酒語りを委託いただいてます。Twitter
【委託先】犬と街灯
はなり亭で会いましょうの1巻、2巻、Nomu-Yomu酒語りを委託いただいてます。Twitter
【委託先】架空ストア
はなり亭で会いましょうの1巻、2巻、3巻を委託いただいています。Twitter
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