飲み切りサイズを飲み比べ:ワンカップ大関と月桂冠つき
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カップ酒といったら、まずはこれを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
ちなみに「ワンカップ」というのは、大関株式会社の商標なので、他社さんが展開している同じような形状のカップ酒は「ワンカップ」ではありません。
「マックシェーク」はマクドナルドで、「ロッテシェーキ」はロッテリアで……
「ファミチキ」はファミリーマートで、「からあげクン」はローソンで……
そういうのと同じですね。
今回、人気沸騰中の日本酒漫画「酒と恋には酔って然るべき(以下『酒恋』」単行本5巻にて、ワンカップ大関が登場したので、ちょっと呑みたくなっちゃいました。
ついでに、月桂冠の廉価銘柄「つき」のカップも見つけたので、ちょっと飲み比べしてみましょうかね……
どちらも名称に社名となっている銘柄を関したお酒。
代表的な商品の一つといっていいのではないでしょうか。
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ワンカップ大関(大関/兵庫県)
前述の通り、カップ酒といえば真っ先にコレ! って感じのヤツです。
でも最近は、新しい需要開拓に乗り出しているのか、「#ありったけのふつうの幸せ」で、女性層を狙ったイラストをラベル裏に仕込んでいるようです。
#酒と恋には酔って然るべき 単行本5巻に登場したので、 #ワンカップ大関 飲みたくなっちゃった🍶
— 寝覚の朔(読酌文庫) (@00dokusyaku00) October 18, 2020
とりあえずレンチンで燗🍶✨
是非はともかく、ラベル裏にこんな感じのイラストを入れたりして、新しいユーザー獲得に出てるんだな…#ありったけのふつうの幸せ pic.twitter.com/Am14yRVJ23
飲み切りサイズの定番カップ酒として君臨する、ワンカップ大関。
安定した品質のお酒を常に造り続けられる……それも、大手のパワーですね。
……で、味はというと……
みんなが想像する日本酒ど真ん中、な感じですね、やっぱり。
日本酒に苦手意識のある人が飲むと、嫌がる可能性が高いと感じています。
冷やと燗でも、味わいの印象が変わるんですが……ツンとくるアルコール感がダメって人は、ダメだろうなぁ……。
温めると、幾分まろやかな感じになってくれますが、香りを感じやすくなるので……悩ましいところ。
月桂冠 つき(月桂冠/京都府)
大容量の紙パックから、飲みきりに丁度いいカップ酒まで、いろんなサイズで展開している月桂冠のお酒。
色んなサイズで流通できるのも、大手のパワーですね。
ちなみに月桂冠なら、こちらの飲み切りボトルをいただくことが多いです。
さてさて、「つき」のお味は……?
こちらはワンカップ大関より、奥ゆかしいというか控えめな味わい。
ほんのり甘くて、香りも強くなく、スッキリ飲めました。
こちらの方が万人受けしやすかったりするのでしょうか?
温めるとさらに飲みやすく、そっと寄り添うような印象に。
灘の男酒、伏見の女酒といいますが……その要素が出ている?
せっかくなので出汁割りも試してみた!
「酒恋」でも、カップ酒をおでん出汁で割って飲んでいたので、同じようにマネしてみました。
そう、この日はおでんを肴にしていたのです。
(まぁ出汁割りもやりたいと思ってましたし、そろそろおでんが恋しい季節なので)
お酒とお出汁を1:1くらいの割合で合わせてみると……?
お酒であることは変わりないものの、出汁の風味や味が感じられて、ホッとする飲み物に!
お好みで山椒や七味などと少し振りかけても、味わいに幅が出そうです。
燗酒が欲しくなるこの季節、最後の〆に出汁割燗もいいかもしれませんね。
今日のまとめ
大手のカップ酒を飲み比べてみましたが、大関はハッキリ・くっきり・ガツンとくるタイプ。月桂冠は奥ゆかしく・穏やかな味、とそれぞれの違いがよくわかりました。
飲みやすいのは月桂冠なのかなー……と思います。
どんなお料理にも合わせやすい。
でも穏やか過ぎて物足りないと感じる人もいるんでしょうね。
味や香りの強い料理と合わせるなら、大関の方が料理に負けない味、という感じです。
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