ドット絵でDECOチョコ作ってみた
前々からオリジナルデザインのグッズ作りには興味あったのだけど、なかなか機会がなく……で、ピクトスペースのオンラインイベント参加時に使うアバターとして、自作小説キャラクターのドット絵を作ったので、それを流用したデザインのチョコなら作れるのではと思い、挑戦してみることにしました。
できあがったチョコは、1月の文学フリマ京都7にて、お年賀および購入者ノベルティとして配ったのですが、おおむね好評でした☆
で、どんな感じで作っていったのかを、せっかくなんでまとめておきます。自分も作ってみたいって思われた方の参考になれば幸いです。
広告DECOチョコでオリジナルパッケージのチロルチョコを作ろう！
そんなわけで、作り方の手順等々の解説。
私が利用したのはDECOチョコさん（以下のリンク参照）で、オリジナルパッケージのチョコが作れるほか、かわいいキャラクターデザインのチロルチョコとかも購入できるところです。
https://decocho.com/バレンタインシーズンになってくると注文が増えると予想されるので……注文するときは季節に注意。
株式会社funboxによるノベルティ制作サービスの一つ。オリジナルデザインに包まれたチロルチョコが作れる。
基本的にはノベルティ向けのサービスなので、作ったチョコを販売（二次販売）するなら事前確認が必要となる。
また、使用するデザインは著作権や肖像権、商標権などに注意。自分で書いたオリジナルキャラクターのイラストとか、プレゼント用に自分が撮影した写真を使うとかならほとんど大丈夫だろうけれど、二次創作イラストとか、著名人の写真をDLしてきてとかはやめようね。
まずは会員登録
まずは会員登録して、注文できる状態にします。
「会員登録」からメールアドレスを入力すると仮登録され、登録したメールアドレスに記載されたURLにアクセス。
そして氏名等を入力すれば、登録完了です。これで、オリジナルデザインのチョコを注文できるようになります！
いざ、オリジナルチョコ作り！
会員登録で終わったら、オリジナルのチョコ作り！
オリジナルデザインのチョコの発注単位は、45個入り（3,985円+送料）と15個入り（1,825円+送料）の2つ。（2023年1月30日時点の価格）
送料は一律770円ですが、4月下旬～10月下旬はクール便使用料として220円が加算されます。
45個入りのほうが1個あたりの単価が下がり、3デザインまで頼めます。チョコの味も45個は「ミルク味」「ホワイト&クッキー味」のどちらかを選べますが、15個は「ミルク味」のみです。
なお、後から味の変更はできないので注意です。
読酌文庫は今回、45個入りを2つ注文し、それぞれ2デザイン、合わせて4デザイン作りました。味はどちらも「ミルク味」を選択。
45個入りの中で「ミルク味」と「ホワイト＆クッキー味」を半分ずつ、という注文の仕方はできません。45個全部同じ味で、包み紙のデザインだけ3種類まで作れます。
味を選んでからデザイン作りになります。
- フレームを選択
- 背景色を選択
- 画像を登録
- スタンプを選択
- 文字を編集
……と、なにやらいっぱい項目があるのですが、全部の項目を使わなくてもOK
あれも、これもと入れすぎるとデザインがごちゃつく場合もあるので……バランスを見て、「ちょっとな～…」と思ったら選び直しながら作っていきましょう。
デザイン：フレームを選ぶ
フレームを使うと簡単に華やかさとかユニークさを追加できますが、ものによっては画像と被ってしまって、見せたいところが隠れてしまうことも……
いったん「フレームなし」にしておいて、後から選んでもいいと思います。
デザイン：背景色を選ぶ
画像をデザイン全体に入れる場合、背景色が全部隠れることもあるので、背景色も後から選ぶでいいかなって思います。
読酌文庫も今回作ったときは背景色は使いませんでした。
デザイン：画像を入れる
多分ここが一番、オリジナルデザインの肝なんじゃないでしょうか？
ここで自作イラストとか写真とかを入れられます。
もちろん、そういった画像を使わず、用意されているフレームやスタンプの組み合わせでオリジナルパッケージも作れるんですけどね。
ここで使える写真（画像）には条件があります。
- 10MB以内（大きすぎるなら縮小やトリミングを）
- RGBカラー（デジカメやスマホで撮影した写真はだいたいRGBだと思います）
- ファイル形式は「jpg」「png」「gif」のいずれか
- 肖像権・著作権・商標権などには注意！
で、画像を選択すると、拡大縮小・回転・削除といった画像調整もできます。
この時使った画像、元々はドット絵（ピクセルアート）なもので、メチャ小っちゃいんです。
なのでデコチョコのデザイン使う前に、こちら側で20倍に引き伸ばし、960×960のPNG画像にしてからアップしてます。
デザイン：スタンプを選択
スタンプもフレームと同じくいろんなのが入ってて、目移りしちゃいます。
でも、あんまりゴテゴテ使っちゃうと、見せたい画像が目立たなくなるかなと思うのでほどほどに。
スタンプも大きさや角度を調整して遊べます。
デザイン：文字を入れる
任意の文字を入れられるので、オリジナルメッセージ入りチョコにもできます！
ただ、フォントの種類・カラー・大きさは選べるんですけど、入力した文字列が全部同じフォント・カラー・大きさになっちゃいます。
今回、読酌文庫が作ったやつで「お酒は20歳になってから」と文字入れしたのがあるんですが、これは大きさの違う文字を並べるために、「お」「酒」「は」「20歳」「に」「なってから」と分けて入力して、配置を調整してます。
あと、ここで入力できるのは横書きオンリーなので、縦書きのメッセージにしたい場合は、1文字ずつ入力して、縦書きで読めるように文字を並べるしかない。
最終的にこんな感じに……
今回、読酌文庫が作った4つのデザインは、こんな感じになっています。
絢子と涼花の日本酒で乾杯デザイン
「カンパイ」の文字はオリジナル画像の段階で、こちらで入れていたんですが、「Thank you！」と赤いリボン・ラインはフレームデザインのものです。
なのでこのデザインは
- フレームあり
- 背景色なし
- オリジナル画像
- スタンプなし
- 文字入れなし
という構成になっています。
絢子と涼花のこれからもよろしくデザイン
こちらもオリジナル画像とフレームだけでシンプルに仕上げました。
- フレームあり
- 背景色なし
- オリジナル画像
- スタンプなし
- 文字入れなし
絢子のお年賀デザイン
こちらは、絢子単体のドット絵に、フレームと文字入れを組み合わせたもの。
- フレームあり
- 背景色なし
- オリジナル画像
- スタンプなし
- 文字入れあり（縦に並べるのがめんどかった）
……という内容で作られています。
二十歳になった涼花デザイン
このデザインにはスタンプも入れて「20歳になりました」の部分をちょっと目立たせたつもり……
- フレームあり
- 背景色なし
- オリジナル画像
- スタンプあり
- 文字入れあり（大きさ変えながら入れるのがめんどい）
…という内容になってまして……
吹き出し風のフレームはこんな感じなんですが
キラキラ効果のスタンプを追加してます。
そして、大きさを変えながらの文字入れをして完成。
デザインごとの個数を選んで注文
デザインが完成したら、デザインごとの個数を選んで注文です。
この時、個数は15個単位での選択なので、15個入りで注文した場合は15個×1種類の組み合わせのみ。
45個入りの場合、最大3デザインを注文できて「15個×3種類」「30個×1種類・15個×1種類」「45個×1種類」のいずれかの組み合わせになります。
配分が決まったら、カートに入れて購入手続きへ。
後は完成したチョコが届くのを待つばかりです。
納期はどれくらい？
どうやら「注文日から○営業日」という納期設定ではなくて、工場の生産量に対してどれくらい注文が入っているかで納期は変化するっぽいです。
「オリジナルチョコを注文」をクリックして、ページをスクロールして行くと、今注文した場合の出荷予定日を確認できます。
出荷予定日は随時変動しているようなので……昨日見たときは3日後出荷だったけど、今日見たら5日後出荷になってた！ ということもあるかなと。
注文が多いシーズンや大量注文が入っちゃうと、出荷予定日がどんどん後ろになってしまうことも。
余裕を持って注文するが吉ですね。
チョコの賞味期限は？
食べ物を注文する以上、賞味期限は無視できないですよね。
読酌文庫が1月に注文したときに届いたのは、2023年8月が期限になっているものでした。
また、「よくある質問」でも「賞味期限は発送から3ヶ月以上のものをお届けできるよう努力している」との記載があります。
なので、すぐに期限切れになってしまう心配はないかと。
もちろんチョコレートなので、保管場所の温度などは注意です。
オリジナルデコチョコ作りを楽しもう！
ああでもな、こうでもないと、デザインを弄って完成させたデコチョコが手元に届くと、感慨深いものがあります！
オリジナルのチョコ、いかがでしょう？
同人活動のノベルティとしてもいいですが、記念日やお祝のプレゼントに写真入りで作ってもいいですよね。
読酌文庫もまた作ってみようと思います。
広告
