SAKE DIPLOMAに挑戦したけど歯が立たなくて挫折した話

2021-08-29

2021年は、SAKE DIPLOMAに挑戦したいなー…などと抜かしておったのですが、一次試験でアッサリ破れてしまったので、その反省と懺悔と…できれば来年への決意を胸に(?)諸々の所感を書き記すことにしました。

いや~、ホント、日本酒のあらゆる知識を求めるスペシャリスト試験なんだなっていう、感想です。

 

言い訳:試験対策に本腰を入れるのが後回しになりがちだった

2021年のやりたいことリストにも掲げて、挑戦・合格したい事柄だったんですが、簡単に結果が出せるものではありませんでした。
…言い訳させてもらうと、今年2021年は色々と変化の多い年でもあり、対策に本腰を入れるのが後回しになっていたのも事実です。

試験への出願は3月からだったので、忘れないうちに申し込んで、教本も手に入れていたんですけどね…
でも日程的に他のことが押してしまい、手を付けるのが遅くなり…というね。

つまり、土壇場の付け焼き刃ではパスできない、基礎をしっかり頭に叩き込まないといけない試験だった、ということでもあります。

1月はFP3級を受験

まぁ、1月の時点ではまだ、SAKE DIPLOMAの出願も始まっていなかったので、関係ないといえばそうなのかもですが。
でもこのFP試験も、2020年のうちに受検していれば、その次に続く2級試験を、繰り上げて1月に終わらせられたかもしれない…

タラレバを言い出せばきりがないのですけども。

この3級試験については、まぁまぁ危うげなく合格できました。
とはいえ、試験内容は基本のキホン…という感じだったので、物足りなさはあったんですよね。

5月はFP2級を受験

そして5月には2級に挑戦したわけですが、このあたりからSAKE DIPLOMAの試験対策期間と被ってきます。
でも、試験日が先にやってくる、FP2級のほうが自然と優先されてしまうわけで…

出願後、手元に届いた教本を見るものの、第一優先はFP2級! …となってしまったのですよね;
途中、心が折れて、諦めようかと思った日もありましたが、奮起して合格できたのは、とりあえず良かったと思います。

試験終了直後、実技はダメかも、9月にやり直しかも…って思ったんですけど、完全合格できててよかったです。

そして、SAKE DIPLOMA試験に向けた学習に本腰を入れるのは、6月からという状況に…

6月は引き継ぎに追われて自由がない

じゃぁ、6月になってからはガンガン、SAKE DIPLOMAの試験勉強ができたのかというと…そうでもなく…

結局は言い訳なのですが、2021年6月末の契約満了をもって、更新はせずに、個人事業主になるっていうハナシを職場にしていたんですよね。
これは1年以上前から、自分の中で決めて、そうなるように準備していたことでもあります。

で、色々逆算して、一応会社にも義理を通さなきゃって思うトコロもあったので、新年度の人事異動発表と同じくらいのタイミングで、直属の上司にあたる人に話をして、人事にも伝えてもらってたんですよね。
私としては、キチンと後任の人に引き継ぎをしたかったし…なんだかんだ、それなりの年数、居座ることになった職場なので、相応に任されていた業務もあり…数日とか1週間とかで引き継げる業務内容とは思えなかったのでね。
会社としてきちんと考えて、後任を用意してくださいね。でないと私も安心して去れないです。
…って、伝えたのですがね…

あー、それがお前らのやり方か!

…会社から返されたのは、そんな感じの人事でして…
まぁ、最悪、欠員補填はしない、みたいなハナシもあったくらいなので、それを思えばマシなのかも知れませんがね。
大手企業のように見えて、実情そんなもんかいな…と。

離れることに未練がなくなったので、むしろ清々しく去れたと言えなくもないのですが、残していく人たちには申し訳なかったなという思いは、今でも残っています。
でもゴメンね。私は私の覇道を征きたいんだ…

…話はそれましたが、そんなこともあって、春先からずっと、人事方針がどうなるのか散々気をもまされ、ラスト1か月のタイミングで取って付けたような形で後任を宛てがわれ…ってなことで、気が休まるはずもなく…。

会社で通常業務、帰宅したら家事と副業(独立するために立ち止まるわけにいかない)、後任が困らないよう最低限の参考資料は整える…というようなヘビーな毎日でした。

7月からは定職を捨ててフリーランスへ…

そんなわけで、試験勉強は全くはかどらず…気がつくと7月に。
2021年4月時点で発生した休暇は1日たりとも使う余裕はなく、正規職じゃないから退職金もナッシングで、職場を去りましたとさw

…あ、今思えば、人事に交渉して、有給休暇の買取請求くらいすればよかったのか?
でも、なんだかんだで相手は大企業wだから、顧問弁護士いるし、過去には結構狡猾な方法で、ほぼほぼ採用決まってた人を切り捨てたとかなんとか…っていうハナシもある筋から聞いたので、私ごときがそんな請求をしても、上手く行かなかったかも知れない…

なら、7月に入ったら試験勉強に集中できたのかというと…
辞めてしまうと、後はただただ、現実と向き合う日々なんですよね。
これは今もですが。
本当なら、もう少し副業収入が多くなってから、定職を離れるのが安全なルートだったんでしょうけど、さらにもう1年ここでやるのかと思うと、色々納得できないことも多かったのでね。

組織に縛られず、自由な毎日なのは気持ちが楽なんですけど、相応に仕事をもらう努力をして、ガンガン働かないと暮らしを回せないわけで。
生活サイクルをどうするのかも、なかなか悩ましく(もう2か月が経とうとしていますが、まだ定まってないし)スケジュール管理の難しさを痛感させられています。

そんなわけで、7月に入っても学習成果は芳しくなく…
テキストを読み、必要なことを書き出し…と、努力はしたものの、まったく歯が立たないという結果に終わりました。

一次試験ってどんな感じ?

ここからは、実際に試験を受けてみて、一次試験がどんな感じだったかを書き記しておきます。
試験に興味ある人の参考になれば嬉しいけれど、一番の目的としては、来年の自分に残すための記録です。

一次試験はCBT方式

最近、資格試験にCBT方式を取るものが増えてきてるんですかね?
多分、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、1か所に受験生を集めて受けさせるよりは、分散させて感染リスクを下げようっていうことなんでしょうね。

CBT方式って、なんぞや? というと、指定された試験日に全受験者が所定の会場に集って受けるのではなく、受験者一人ひとりが個別に試験会場を予約し、用意された端末で受検する方式…といえば伝わるでしょうか?

試験によっては受験期間が「いつから・いつまで」と決まっていたり、任意のタイミングで年中受験可能だったりするようです。
時間帯も試験会場も、受験者がネット上で選んで予約。
同じ日に同じ会場で、複数の種類の試験対応をしてることもあります。
漢検とか簿記とか情報処理技術者試験とか証券外務員とか…

なので、試験問題の内容は毎回同じではなく(実際2回受けましたが、2回とも問題は全然違う100問が出ました)同じ日に受検しても、出題される問題は違うのではないかなと思います。

問題は端末に表示され、4択から答えを選択。
わからないものは飛ばせるし、後から戻って応えることもできます。
チェックを入れておけば、後で見返したい問題が見つけやすくなります。
試験時間が残っていても、「もう終わり!」と思ったら試験終了にすることも可能です。
試験結果は、終了した時点で通知されます。

試験会場の様子とか、当日の所感とか

初めて受ける試験形式だったので、かなり緊張しました。

会場につくと受付で何の試験を受けるのか申告し、体温チェックや本人確認をされました。
そして、受検にあたっての説明があり、案内された席の端末で試験スタート。

受けたのが7月ということもあり、冷房はガンガン…
寒がりな人は空調対策として、羽織るものを持っていくことをおすすめします

試験内容は…本当に難しかったです。
本腰入れてしっかりと、日本酒について深く知っておかないと正解できない問題ばかり…
4択だったら、多少は消去法で絞り込んでどうにかなるんじゃ…なんて、甘い考えで正解できるものではありません。
「あー、見たことあるんだけど、確信が持てない!」
「これって、山形県? 宮城県? 栃木県?」
「なんか以外に焼酎・泡盛の問題も出てくる!」
そんな感じで、合格点には全く及びませんでした…

来年リベンジに向けて……?

正直なトコロ、ちょっと甘く見ていた部分もあったかな? と反省しています。

教本を手にした時点で「これはメチャメチャ、日本酒について深く・詳しく書いてあるな!」って、心したはずなんですが、諸般の事情で試験勉強が後回しになるにつれ「4択だったら、一次試験は意外とどうにかなったりしない?」みたいな甘えも生まれ…

でも、そんな甘えた考えでパスできるほど、簡単な試験じゃありませんでした。
さすが、国際的に日本酒をサービスする人材に向けた資格…というところでしょうか。

日本酒の歴史、醸造に関する手順と科学的な用語、各都道府県における日本酒醸造の現状と地理的・歴史的事情、料理との相性…etc

ただ飲んだくれて「この酒うめぇ~」って、いい気になってる飲兵衛が、ホイホイ合格できるものではありませんでしたとさ。

というわけで、私の今年のSAKE DIPLOMA挑戦はここで終了となりました。

とはいえ、これで終わりではなくて、教本は手元に残りますし、これからも日本酒は飲み続けるし、もっと知りたいという気持ちもあるので、リベンジをしたいと思います。

FP試験のときも思ったのですが、私は繰り返し教材を読んだり、重要事項を書き写すだけじゃなくて、実践的な問題を繰り返しやったほうが身につくタイプなんですよね…
なので、教材を読み返すとともに、実践的な問題を作って、それを解いていく…という学習が理想かも知れない。

そういった方針がわかっただけでも、今年の収穫、ということにしておきます。