日本酒入門にはスーパーで買える飲み切りサイズをおすすめする3つの理由

日々、上記のような酒飲みツイートをしているおかげで、フォロワーの方々には「日本酒の人」という認識のようです。
それゆえに、時折「おすすめの日本酒ってなんですか?」「興味あるんですけど、何から飲んだらいいですか?」といった質問をいただくことがあります。

しかし「おすすめの日本酒」という問いは、すごく難しい問題です。
その人の好み、どんな飲み方がしたいのか、お酒にかける予算はいかほどか……そういった条件を考えたうえで、確実に手に入るものを提案しなければ意味がありません!

私が大好きな銘柄でも相手の好みとマッチしないと、ガッカリさせるでしょう。
お家でじっくり飲むのか、仲間と集まる持ち寄り会に持って行きたいのか、日本酒通への贈り物探しなのかでも、条件はずいぶん変わります。
外さない有名銘柄でも、入手困難なプレミアものであったり、特定の地域にしか卸していないものであれば、実際に味わってもらうのは難しい。

そういったことを考えてしまうため、思うように「おすすめの日本酒」が提案できない日々が続きました。

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飲み切りサイズのものから好みを探してもらうのが良いという結論

そして一つの結論にたどり着きました。

スーパーなどでも買える、大手酒造メーカーが展開している、飲み切りサイズならば、日本酒初めの第一歩としてすすめやすいのではないか? と。

スーパーで買える飲み切りサイズの日本酒をおすすめする3つの理由

おすすめする理由は主に3つあります。

どこでも手に入れやすい

大手酒造メーカーの力により、地域を問わずに販売しているとなれば、入手難易度は下がります。

地元の酒屋さんに行って、おすすめを教えてもらう方法もあるのですが、日本酒初心者にとっていきなり酒屋に入るのは敷居が高く感じることでしょう。

しかしスーパーなら、普段の買い出しついでに日本酒を買うことも可能!

日本酒第一歩を踏み出しやすくするにはまず、手に入れやすいものであることが重要です。

気軽に少量で試せる

思い切って四合瓶や一升瓶、あるいは1800ml紙パックを購入してしまうと、好みの味でなかった場合の対応に困ることになります。
嫌々飲み切るのは苦行となり、日本酒への悪いイメージを植え付けてしまいかねません。

容量が多く入っているものの方が割安ではあるのですが、日本酒初心者の人には美味しくて楽しい日本酒体験をしてほしいと思うので、180mlの小瓶やワンカップなどをおすすめします。

少量の飲み切りサイズなら、最悪好みに合わなくても料理酒に転用すれば、比較的早く消費出来て無駄がありません。
何種類か買ってきて、飲み比べをするのにも適しています。

知名度が高く知ってる人が多い

全国販売できるだけの量を生産できる大手酒造メーカーならば、知名度は抜群
飲み切りサイズで味を知り、好みのものを覚えておけば、自分の好みを伝えやすくなるでしょう。

もっと日本酒を楽しもうと、日本酒が充実したお店に行った場合、お店の人に好みのお酒を伝えやすくなります。

日本酒好きが一人でも増えてほしい酒飲みの願い

というわけで、これからおすすめの日本酒を聞かれた場合、スーパーで買える飲み切りサイズのものを紹介できるよう、日本酒のアンテナを磨こうと思うのでした。

日本酒が取り上げられる機会も増えているようですが、消費量の低迷は続いています。
日本酒を好きになり、積極的に楽しんでくれる人が増えてくれれば、酒造業界の活性化が期待できるので、日本酒初心者を導ける日本酒飲みでありたいと思います。

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