FP(ファイナンシャルプランニング)技能試験3級を受検しました
2021年1月実施のFP(ファイナンシャルプランニング)技能試験、予定通り実施されましたので、受検してきました。
過去問を解いて、間違いの多い個所を見直して、自分の得意分野・不得意分野を分析して、また過去問を解く。
そんな感じで1月の試験日を迎えました。
せっかくなので、受検して感じたことや、当日の様子などを記録としてまとめておこうと思います。
なおFP試験は実技試験が3種類(学科試験は共通問題)あるのですが、私は日本FP協会の「資産設計」を選択しました。
広告FP3級受検に向けて、どれくらい勉強したのか?
学習期間は2020年9月の後半くらいから、2021年1月の試験直前まで。
だいたい4か月くらいあったわけですが……毎日マジメに勉強していたわけでもなくて💦
ちなみに合格に必要な学習時間は30時間~150時間とか言われてるわけなんですが……幅ありすぎませんか?
まぁこれについては、ベースとなる知識を持っているかどうかと、座学のお勉強が得意かどうかで差が出るんじゃないかな、と思ってます。
だから暗記がめっちゃ得意で、テキスト1回読んだらだいたい内容覚えられるっていう人なら、30時間での合格も可能なんでしょう。
うらやましい特性だなぁ……😅
私は特別記憶力が優れているわけでもないし、むしろそのあたりの能力は年々衰えを感じずにはいられません。
ただ、ちょっとばかり有利に働きそうな素地はありました。
- 就労経験がある
- 転職歴がある
- 株式投資の経験がある
- 簿記3級に合格してる
- 副業やってて、節税などに興味あり
- 帳簿付けも好き💛
お勤め経験のある人なら、「源泉徴収票」とか「年末調整」とか耳にする機会があるでしょう?
毎月の給与は決まってるけど、それが満額手に入るんじゃなくて、色々天引きされた後の金額が口座に振り込まれることも経験済み。
(手取りって意外と少ないよね……)
転職経験があって失業給付ももらったし、社会保険の切り替えも実際に経験してきました。
株については、普通に銀行に預けとくよりは、配当や株主優待でオイシイ思いができそうだからということで、もう5年以上やってます。
あぁ、もちろん生活に影響しない、余裕資金の範囲で。NISA枠使って!(Yes!節税!)
かなり前になってしまうけど、一応簿記3級を独学で合格もしています。
だから貸借対照表とかも、まぁ……なんとなくわかります。
そして副業やってる身なので、確定申告云々、どうしたら税金を取られまくらずに済むかは、めちゃくちゃ関心あります。
あとお金の出入りを記録するのが好きという、ちょっとおかしな性癖持ちです。
このあたりの私の特性が、多少は有利に働いたというか、FP3級に関して言えば、そこまでメチャムズ! とは感じませんでした。
ただ、どうやって勉強を習慣化するかが、結構難しかったです。
だってその頃の私は普通に平日フルタイムで働きつつ、退勤後はお家で副業ライター。
休日もライティングに明け暮れることもあり、一人暮らしなので、身の回りの家事も自分でやらなければなりません。
そしてたどり着いた勉強時間が、朝活でした。
とにかく30分でも15分でも出勤前に時間を作って問題集を繰り返しました。
FP3級の学習方法はシンプルに、スタンダードに
私がやった学習方法には、何も特別なものはありません。
- テキストを読む
- 練習問題・過去問題を解く
- 間違った個所を見直す
この繰り返し。
あと、途中から過去問道場なるサイトを見つけ、そちらで過去問をやりまくりました!
出題範囲をセレクトして過去問に挑戦できるし、1問ごとに解説も出てくる。
どの分野がどれくらいの正解率なのかも記録されるから、得意・不得意も分析しやすい。
スマホからいつでもできるので、ちょっとした隙間時間にも勉強できる。
このサイトで延べ300問くらいやりましたかね……。
1月に入ってからは、日本FP協会のサイトで過去問のPDFをプリントアウトして、模擬試験のつもりで取り組みました。
試験当日の様子
さていよいよ試験当日。
緊急事態宣言も出される中、試験実施もどうなるか……というところでしたが、様々な注意のもと、予定通りに行われました。
これについては賛否もあるのかなと思います。
まぁ人が集まることには違いないのですが、会食するわけでなし……受検者同士でおしゃべりもほとんどないし……。
試験会場で受検者の間隔をなるべく広くして、換気もして、検温やアルコール消毒を呼び掛けて……ってすれば、そこまでリスクもないのかなー……と個人的には思いました。
……でも会場に入れるようになるまでの時間、結構な数の人が集まってたのは事実で……そこは密で……うーん……。
なので自己判断で、試験放棄された方も結構な割合でいるのではないかなと思います。
当日の持ち物
当日の必須アイテムは……
- 受検票
- 写真付き身分証明書(受検票に顔写真を貼らない場合)
- 筆記具
- 電卓(関数電卓不可)
あと、当然ながら試験会場までの交通費や、持病のある方はお薬とかも必要。
ペットボトルの飲み物もあったほうが良いですね……学科試験120分、実技試験60分という長丁場なので。
それから1月受検は寒いので、防寒対策もあるとよいです。
私はカイロを持っていきました。
それから、後述するお昼ご飯の準備もしておいた方が安心です。
試験時間について
FP3級の学科試験は全60問で、試験時間は120分。
そう、2時間もあるんですよ!
だからなのか、試験開始から60分経過したら、退出しても良いことになっています。
実際、60分経過のアナウンスが入ると、結構な人数が解答用紙を提出して出ていきました。
でもここは焦らずに、自分のペースで行きましょう!
120分で60問。
1問あたり2分使える計算です。
だから落ち着いて問題文をよく読んで解答したいですね。
すぐに「これだ!」と正解がわかったものはサクサク進めて、「?」と思った問題を後から落ち着いて取り組む。
一通り終わったらもう一度、初めから問題文を読み直して、解答を見直す……。
計算問題はもう一度計算しなおしたり、他の選択肢に出ている数値が出るような組み合わせがあり得るのか検証したり……
そんな感じで、もうこれ以上考えてもどうにもならんわ! ってなったところで退出しました。
だいたい試験開始から90分くらい経ってたと思います。
午後は実技試験。
こちらは途中退出できないので、みっちり60分間、問題と向き合います。
問題数は20問。
1問に3分使える計算ですね。
実技とはいえ、解答は選択肢から選ぶものなので、明らかにおかしい選択肢はバッサリ切り捨てます。
計算問題はなるべく解きやすいのをサッサと済ませて、あとから面倒なやつをやる。
そんな感じで解き進めると、だいたい30分くらいで一通り終わりました。
あとは学科の時と同じように、ひたすら見直し……
終了のアナウンスが流れたら、荷物をまとめて会場を後にしました。
昼食事情
学科試験120分と、お昼休み休憩をはさんで実技試験60分という試験時間なので、必然的に昼食をどうするか考えておく必要があります。
会場周辺に飲食店が多数あるなら、そんなに悩むこともないのですが、選択肢が少ない場所だと昼食難民になってしまいます😱
対策として事前にお昼に食べるものを用意して持ってくる、というのが有効かなと。
試験会場を昼食スペースとして開放してくれることが多いので、そこでササっと食べて、午後からの実技試験に備える。
昼食であたふたして、食いっぱぐれてハラペコ状態で午後の試験とか、悲しいじゃないですか。
モチベーションも下がるでしょう?
実際、私が受検した場所も周辺に飲食店が乏しく……気分転換に外食したかったのですが、あっちもこっちも順番待ちしている状態。
並んで待っていたら、最悪午後の試験に遅刻する可能性があったので、外食は諦めました。
こんなこともあろうかと、飲み物と共にベースブレッドを持ってきていたのですよ……。
飲食店もこのご時世なので、客同士の間隔を開けて、相席も控えて……という回し方だった可能性が高く、順番待ちの列がさらに長くなっていたのかなと推測します。
答え合わせ……自己採点の結果は!?
試験の模範解答は当日の17時30分から、日本PF協会のホームページにアップされます。
試験問題は持ち帰れるので、どの選択肢を選んだかを書き写して置きました。
アップされた解答と、自分の解答を照らし合わせた結果……
学科試験 60問中45問正解(75%)
実技試験 20問中14問正解(70%)
どちらも6割以上をクリアできたので、合格確定ということでいいんじゃないでしょうか!!!
まぁ、でも、本当の合格祝いは3月5日の合格発表を待ってからですかね……
FP試験の難易度ってどんなもん?
そんなわけで、とりあえずFP3級は合格したものと思われます!
体感としては、FP3級の難易度はそんなに難しくないんじゃないかな……? という印象です。
一般常識で理解できる内容もありますし、社会で働く中で自然と耳にする言葉も多く、職業によっては日々の業務で取り扱う内容が試験に出てくることもあるでしょう。
だから就労経験のある大人が受ける分には、そこまで大変な内容でもないのかな、と。
(なので高校生や大学生で合格を目指すと、覚える内容が多くて大変なのかも? まぁでも若いから勉強もサクサク進むのかしら……😅)
そして何より試験勉強で知った知識は、これからの人生で役立ちそうなものが多く……うーん、これは義務教育の中でもっと学んでおきたかったと思うよ。
さて次の目標はFP2級です!
さらに知識を深めて、実生活はもちろん、ライター業にも生かしたいですね!!
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