初心者も安心!?インタビュー取材の心得
お気に入りのお店を個人的に取材して、記事にしようと思ったので、それを実行するために必要なことをまとめてみました。
個人的に取材して、記事を書こうと思った話については↓こちら↓
取材依頼ってどうするの?
インタビュー経験のない私が、最初につまづきを感じたのはコレです!
いきなり☆突撃インタビュー!
……というわけにはいかないと思うので、やはり事前にお伺いを立てる必要があると思うのです。
お店が忙しい時間にいきなりお願いするわけにはいきません。
しかし、どのようにお願いすればいいのか?
何か作法があるのでしょうか?
押さえておくべきポイントは?
というわけではまずは「取材依頼」「インタビュー依頼」の方法について調べました。
取材依頼の窓口を確認する
まずは取材対象へ、アポイントを取らなければなりません。
連絡先が分からない場合は、会社の代表番号に問い合わせたり、広報部署を探したり、ということになります。
最近はSNSなどから問い合わせができる機会も増えたので、ずいぶん便利になりましたね。
私の場合はお気に入りのお店への取材なので、基本的には個人事業主の方か、そのお店の責任者にあたる人とコンタクトを取ることが最初のステップ。
顔なじみのお店なら、お店を利用した際にチラッと話を振って詳細は改めてメールなどで……ということになるでしょうか。
取材依頼書を提示する
窓口となるところを確認し、取材のお願いに対してOKが出たら、「取材依頼書」なるものを先方に提示した方が良い、ということが分かりました。
「取材依頼書」の必要性としては……
取材の目的・内容を明確にする
取材相手に聞きたい事柄を事前に共有できる
取材当日の条件(時間や訪問人数など)を伝えられる
……といった事柄があります。
これは、取材の基本なのだと思いますが、今回調べてみて初めて、気づいたことです。
やはり「知らない」ということは、相手に対して不安を与えたり、余計な手間をかけさせたりする要因になりますね。
事前に気づくことができて、良かったと思います。
依頼書のひな型を作成・配布されているところも多いので、これは是非とも参考にしたいです!
なお、「取材依頼書」は長々とした長文ラブレターではなく、A4用紙1枚に簡潔にまとめる方が良い、とのこと。
熱烈な「ラブ」の気持ちは取材当日までとっておき、依頼時はシンプルにわかりやすく、が基本です。
取材準備はとっても大事!
こちらの取材依頼に承諾いただき、依頼書も提出していよいよ取材当日! の、前にいくつかやっておきたいことがあります。
取材対象のことは入念に調べる
当日の質問内容を整理しストーリーを考えておく
必要な道具はしっかり確認する
相手のことを詳しく知るために取材するわけですが、ちょっと調べればわかるようなことを当日聞いていては興ざめです。
例)こちらのお店はどういったお店なのですか?
→うちの店のこと知らずに取材来てるの???😥
基本的な情報は、Webなどでも調べられるので、当日改めて聞く必要もないはずです。
どういうお店なのか・会社なのか・集団なのか。
コンセプトとして掲げていることは?
いつから始まったのか、今年で何年目なのか。
こういったことは事前にしっかりと調べて頭に入れておくべきですね。
そして当日どんな事柄を聞きたいのか、質問内容は明確にし、順序を考えておいた方がスムーズ。
もちろん事前に質問内容は取材先に共有しておくとしても、聞きたい事柄とそれぞれの優先順位を決めておかないと、思わぬ脱線話題で盛り上がった際、結局何が効きたかったのかわからなくなってしまう可能性があるでしょう。
また必要な道具に不備がないよう、チェックも忘れずに!
録音に使うレコーダーの操作方法や充電はできているか、確認は怠らないようにしたいですね。
当日のポイント
いよいよ取材当日。
しっかり準備してきたことを携えて、あとはリラックスして挑みたいですね。
こちらが必要以上に力んでしまっては、取材相手にも余計な緊張感を与えてしまいかねません。
約束の時間に間に合うよう余裕を持って行動。
挨拶やお礼はきちんと、丁寧に。
会話の緩急をつけながら、相手のファンであるという姿勢を忘れない。
こういったことが重要です。
取材後にしておきたいこと
取材が終わったら、改めてお礼をし、取材記事がいつ頃公開されるのかを伝えておきたいですね。
そしてなるべく早く記事化する!
取材メモやレコーダーによる音声データがあるとはいえ、鉄は熱いうちに打て!
やはり当日の気持ちが熱いうちにまとめておいた方が記事の熱量も変わってくるでしょう。
取材に必要な道具は何があるか
取材のやり方が何となくわかったところで、取材時に用意したい道具は何があるかを考えてみました。
筆記用具や名刺、時計などは取材云々に関わらず基本的な持ち物と思われるので省きます。
取材だからこそ、用意したいものがあるはずです。
ICレコーダーがあったほうが良い
特にインタビューを予定している場合は、会話のキャッチボールを止めずに進められるので、音声データで残せるというのは非常に重要。
(後で文字起こししなければいけませんが)
もちろん印象に残ったフレーズ、キーワード、数字などは、取材中メモを取ることを忘れてはいけませんが、一言一句その場でメモに書き残すのは不可能でしょう。
そもそも細かいメモを逐一取っていては、会話のテンポが悪くなってしまいます。
また後から取材内容を聞き返した時に、重要ポイントに気づくこともあるでしょう。
ついでに私、聞きながら書き残すというのが苦手な性質でして……
正直、電話対応しながら必要事項をメモするのも、苦痛に感じるときがあるのです。
この辺りは個人の得手不得手に関するところだと思いますが、スムーズに快適に取材を進めるなら、ICレコーダーが欲しいですね!
撮影用にカメラも用意!
記事に掲載する写真が必要な場合、やはりカメラもちゃんとしたものを用意していった方がよさそうです。
そしてカメラを持って行くとなれば、撮影スキルも必須……!
なんかちょっと、取材に行くハードルが上がってしまったかもしれません……。
雑誌やWebにあるインタビュー記事を見ると、インタビューイーの写真であるとか、紹介するお店や事業所の外観・内装、提供商品・サービスのイメージ写真、といったものが必ずセットになって登場します。
文字ベースの取材記事だけでは、取材対象の魅力を伝えるのにどうしてもインパクトや具体的なイメージが湧きにくい。
だから写真が必要なのでしょう。
ぶっちゃけスマートフォンでも音声記録や写真撮影はできる
ICレコーダー(プラス文字起こしスキル)とカメラ(プラス撮影技術)が必要であることが判明しました。
……でもこれ、多分スマートフォンや、スマホアプリでもそこそこ対応できますよね?
できるんですが……
やはりスマートフォンの機能でのそれは、「予備」かなと考えています。
私が今、個人的に行おうとしている取材ならば、趣味の延長上ともいえるので、スマートフォンの機能で賄っても問題はないと思います。
しかし、きちんとした仕事として、取材ありの記事作成を請け負うならば、それ相応の装備を整え、使いこなせなければならないと思うのです。
とはいえ、いきなりこれらの電子機器に投資するのは、それなりに費用がかかるので……
最初のうちは「予備」で賄うとしても、回数を重ねるごとに、ちゃんとした機器を揃えて行きたいと思います。
まとめ
取材を行うには、許可取りはもちろんのこと、事前の下調べが重要であることがわかりました。
また効率よく、質の良い記事作成に繋げるためにも、ICレコーダーやカメラといった、機器の導入が不可欠であることも。
いきなりハイレベルな取材記事が書けるようになるとは思いませんが、取り組む以上は少しでも早く仕事として成立するくらいに成長したいですね。
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