歴史ある、文人の酒!増田徳兵衛商店/京都市伏見区(酒-1グランプリ参加蔵紹介)

2020-07-07

酒-1グランプリ参加蔵紹介シリーズ、第2回目は、酒処の京都伏見の酒蔵さん「増田徳兵衛商店」を取り上げたいと思います。

今年は伏見の蔵まつりイベントが中止になってしまいましたが、以前蔵開きに訪れたこともあります。

令和2年の立春朝搾り

立春朝搾りも楽しませていただきました。

増田徳兵衛商店 基本情報

代表銘柄:月の桂、稼ぎ頭
創業:延宝三年(1675)
所在地:京都府京都市伏見区下鳥羽長田町135

ホームページ

代表銘柄「月の桂」の由来は?

「月の桂」……何となく神秘的なイメージのある名前ではないでしょうか?

「月の桂」の銘は江戸時代、姉小路有長という公家に
「かげ清き月の嘉都良の川水を夜々汲みて世々に栄えむ」と詠まれ命名。

増田徳兵衛商店 会社案内より

そして多くの文人墨客に賞賛され「文人の酒」とも、呼ばれているそうです。

Miss SAKEチャンネルでも取り上げられていました!

伏見でも古い歴史を持つ

月桂冠寛永14年(1637)
招徳酒造正保2年(1645)
北川本家(富翁)明暦3年(1657)
増田徳兵衛商店(月の桂)延宝3年(1675)
山本本家(神聖)延宝5年(1677)
平和酒造(慶長)延享元年(1744)
キンシ正宗天明元年(1781)
松本酒造(桃の滴)寛政3年(1791)
宝酒造(松竹梅)天保13年(1842)
玉乃光酒造天保13年(1842)
豊澤本店(豊祝)慶応年間(1865~1868)
鶴正宗酒造明治24年(1891)
齋藤酒造(英勲)明治28年(1895)
藤岡酒造(蒼空)明治35年(1902)
京姫酒造(匠)大正7年(1918 )
黄桜大正14年(1925)
都鶴酒造昭和45年(1970)

伏見酒造組合のホームページにある、各蔵の創業年順に並べると、伏見の酒蔵の中でも歴史が長いことが伺えます。
(意外と明治以降創業の蔵も多い?)

小説にも月の桂、登場します

こちらの、日本酒をテーマにしたアンソロジー小説、なんと月の桂が作中に登場する作品があります!
相川 真「月に桂の花を見る」は、人を頼れない気質の生真面目女子が、最終的にお酒(月の桂)でほぐされるお話。
(↑雑な紹介……)

まとめ

京都の酒処、伏見の中でも歴史の長い「増田徳兵衛商店」!
酒-1にもこれまで毎回参加されているのですが、2位・3位の入賞はあれど、グランプリにはまだ届かず……
お気に入り蔵なので、頑張ってほしいところです。