フリーランスで生きたいと思ったワケ

2020-05-17

目指せフリーランス! と思っているわけですが、自分の思うことを整理するべく、今一度、なぜフリーランスになりたいと思ったのかを振り返ってみることにしました。


就職活動という苦痛

私はいわゆる「就職氷河期世代」でした。当時の就職活動は困難を極め、心を込めて履歴書を手書きしても、会社説明会で質問アピールしてみても、手ごたえなく……やっとこぎつけた面接でも、元来の人見知りや内気な性格が残念な結果ばかりを引き当てるうえに、意地悪い面接も多く……

とにかく、今や「ゴールデン切符」などと言われる新卒採用は、時間も交通費も消耗し、心身を削る修行状態。

そもそも論として私の出身校が、就職に関して有利に働く分野ではなかったこともあり……(あれ? 大学って採用率を上げるための予備校だったっけ???)非常に困難を極めました

そんななかでも、何とか運よく(?)おこぼれ(?)か、どうかはさておき、採用してもらえたサービス業にて「幹部候補生」(←聞こえだけはイイですね!)として働くことになります。「幹部なんたら」とかなってますが、実際は現場のアルバイトスタッフと変わらないところからスタートです。

正社員という地獄

最初の職場

縁あって入れたのだからと、精いっぱい頑張りました。しかしシフト勤務で体内時計はおかしくなり、能力も伸び悩み、デリカシーのない上司たちとの付き合いにも疲れ……これは向いてないな、と実感するようになりました。

唯一の救いはお給料がそこそこ高額だったことでしょうか……もしかすると、この頃の年収は今よりも高いかもしれません。なので、それなりに蓄えができたのはありがたかったです。派手に遊ぶ趣味もなかったのでね……

方向転換した二つ目の職場

方向転換を決め、退職した私は貯金を使ってスクールに通い、手に職付けて転職活動を始めます。

その結果、小さな施工会社で事務員として拾われることになりました。……お給料は前職の半分ちょっとくらいになってしまいましたが……それよりも心身の健康が大事です! スクールで学んだことも活かせる職場でした。職場の人たちも、家族経営の会社ということもあってフレンドリーで、可愛がってもらえた部分もあり、居心地も悪くない場所でした。

しかし世の中そう上手くはいかないようで……リーマンショックの影響があったかどうかは不明ですが、会社倒産という貴重な経験をすることになりました\(^o^)/

焦る気持ちで掴んだ三つ目の職場

そしてまた職探し。必死に仕事を探し、今度は小売業の会社で営業事務。今回も家族経営の会社。お給料は前職より少しプラス……少しは前職の仕事ともつながる分野もあり、とにかく必死に仕事を覚えて働きました。

経営陣の方にも、それなりに頑張りは認めてもらえていたと思っています。ですが……この会社はブラック体質というか、古き時代の流れを受け継ぐ会社方針というか……で……

有休はほとんど取れない。子供の学校行事、親の介護、慶事弔事といった理由でしか許されない。免許更新や通院での有給取得は不可。法律的にはおかしいのですが、その場所に居れば自然とそれがルールとなり、受け入れざるを得なくなる。

そして経営陣に気に入られてしまったことが裏目に出てしまい、同僚たちからは孤立する羽目に……。

こうして精神的に追い詰められた結果、思考回路もいろいろおかしくなり、いつか発作的に電車に飛び込む日が来るような状態になってしまい、退職を決意しました。

だって、何事も命あってのことですから……

とりあえずハ〇ーワークの求人はロクなのがないなと痛感しました。あの時焦って仕事を決めなくてもよかったのかなぁ……と今思うことがあります。

正社員は呪縛?

学校卒業後の職歴がこんなことになってしまい、「正社員として働く」が絶対正義ではないように思うようになりました。

当たり前のように就職活動をして、会社からの採用を待つわけですが働き方は何も「正社員」に限らない。

そもそも「正社員」という言葉って何なのか? 定年とされる年齢まで無期限で雇用を約束され、決められた時間・日数働いてお給料をもらう。でも会社が倒産することだってあるし、個人の能力とは別で経営状態如何では賞与も昇給もないことがある。福利厚生も会社次第でまちまちだ。さも当然のようにみんなありがたがって「正社員」を求めるけれど、なんかもう……「正社員」っていう免罪符で、企業が好きなように従業員を働かせ放題・使い潰ししてるケースもあるんじゃないかと……

派遣社員から契約社員になった現状

その後、私が選んだのが派遣社員という働き方。履歴書書いて、面接受けて、ってしなくても仕事にありつける! 何というお手軽システム!(?)

とりあえずもう、面接はこりごりだったのです。新卒採用時の嫌な思い出はもちろん、過去の職歴から考えても、わざわざ約束を取り付けて面接したって、本当にその会社が自分にとって働きやすい場所かどうかは、働いてからじゃないとわからないですから。

丁度いいタイミングで募集のあった派遣先にマッチングでき、それが今居る職場でもあります。数年前には派遣から直接雇用の契約社員となることができました。派遣社員は時給制でしたが、契約社員になったことで月々の給与は安定し、交通費も必要に応じてもらえるようになったので、よしよし……と、1~2年くらいは思ってはいました。

意見が通らない現実、負担は増えていく

契約社員になって、めでたしめでたし……とはいきませんでした。

ちょっとやそっとでは倒産する心配のない規模の会社であることは頼りになるのですが、それだけに組織も大きく、ちょっとした意見をだしても採用されない。業務の効率化を図りたいだけなのに、前例がないことや上の許可が下りないことは進められずモヤモヤは募る一方。でも上の方針決定による新たな業務は増えていく

業務負担は正社員と同等以上にあるけれど、結局給与面では正社員の方が優遇されている現実……。

何となくそんな状態に嫌気が指すようになりました。

会社に雇われる働き方が合っていないのか?

じゃぁ、自分はどうしたいのか?

今の職場で正社員の地位を得たいのかというとNoです。働く中で色々と見えてきた会社の体質や、緊急時(地震とか台風とか疫病とか)に求められる事柄が、給与に見合っていないと感じるところがあります。

かといってまた正社員で働く口を探して、履歴書書いて、面接受けて……ってしたいのかというと、それもNo! 面接なんてアテにならないし、時間の無駄。というのが個人的なイメージです。

(もちろん本当に優秀な人事は、わずかな面接時間で必要な人材を鋭く見定めるのでしょう。しかしそのような優れた人事の居る会社は果たしてどれくらいあるのか? 私はそのレベルの会社で採用されるに足りる人材なのか?)

正直、私がフリーランスで働きたいっていうのは、逃げかもしれないと思う部分もあります。でも私は今の社会の枠の中でやっていくのがどうにもしんどいことが多いから……すべて責任を負う代わりに、全部自由にさせてほしいんです。

正社員として働くのは確かに安定していて、理想かもしれない。

でも、お気に入りのお店の店主さんは雇われ店長ではなくて個人事業主だ。

暇つぶしに読んでるうちに、日参するようになったブロガーの方も、ブログ収入の他に在宅の仕事を請け負ったりして生活されている。

楽ではない、簡単ではないだろうけれど、自分が「これだ」と思う方法で収入を得て、生きる術としている人も居る。ならば私も、そういう生き方をしてもいいではないかと……

クラウドソーシングとブログ作りを始めるという今に至る

とはいえ自分に何ができるか、どんな方法なら自分の能力を収入に変えられるのか……これはまだはっきりとした結論を出せていません。

さしあたってはクラウドソーシングでWebライターを始めました。昨年末ごろから少しずつ、お仕事のご縁もあり、この5月には認定ランサーという名誉もいただけたけれど、ライターだけですぐに生活できるようにはなれないと思っています。

(もちろん初めて数か月で数十万稼ぐ、っていう人も居るし、そういう人は適正があったんだろうなぁと思う)

ブログもぼちぼち運営していますが、まだ活用できるレベルでもない。ブロガーも憧れるところはあるのですが、すぐに稼げる存在になれるものでもないでしょう。

(当然ブログで稼ぐノウハウもあるだろうし、その方面でガッツリ取り組めば結果は違うのでしょうが……)

ライターやってみて思ったこと

まだほんの数か月程度なので、知ったようなことは言えないけれど、経験詰んで行けばそれなりに稼げるようにはなるのかな……という印象。

とはいえ仮に専業ライターになるのであれば、これまで会社が負担してくれていた分の経費なども含めて稼がないと意味がないでしょう。今の手取りと同じくらいの報酬で満足してたら生きていけない

だってそこから、税金や保険料を払うわけだし、仕事を得るために交通費が必要になったり、レベルアップするための教材購入や設備投資にかかる費用は誰も出してくれない。フリーランスならそれらを含めて稼ぐ必要があるのだから、今の手取りの倍は最低でも欲しいと思っています。(理想は手取りの3倍以上)

およその目標

ただ漠然と、フリーランスになることを夢見ているだけではいけないと思うので、ざっくりとした目標は決めています。

  • 1~2年以内に今の勤めを辞めて生きられるだけの収入を得る術を身に着ける
  • 副業収入用に用意した銀行口座に50万円貯める
  • フリーランスで働いている人をもっと知る

滅茶苦茶ざっくり。もう少し、目標を具体化させていきたい、とも思っています。

勤めを辞めて生きる術は何もライティング系に限らず、可能性のありそうなことは何でも挑戦。どこでどんなご縁に繋がるかもわからないので、やりたいこと・できることを考えながら取り組みたいところです。

50万円貯める、というのも一つの目安というか、これだけ副業で稼げたんだという実感・自信がほしいのと、退職した後の当面の生活費を備えておきたいというのがあります。理想は退職後すぐに十分な額を稼げるようになることですが、本業が終わってから取り組む副業では、かけられる時間なども違い、限界があるなと感じています。

ちなみに先日、これまでキャリーオーバーしてきたランサーズでの報酬を口座へ出金しました。まだまだ50万には及ばないけれど、確かに副業で稼いだのだという証。嬉しいものです。

あとはフリーランスという働き方・生き方がどのようなものなのか、きっといろんなパターンがあると思うので、一つでも多く知りたい。その中に自分が目指す方向性があるのかもしれないし、働き方のヒントがあるかもしれない。

「こうなりたい」と思うなら、そのモデルを一つでも多く探し、そういう人と交流するのが大事だと何かで読んだ気がするのです。「変わりたいな」と思いながら、結局「いつもの状態」を続け、何の刺激も得られなければ変りようがないでしょう。

まだまだ自分には可能性があるのだと信じて、歩んでいきたいと思います。